2024年6月5日(水)、大阪商工会議所様にて講座を担当いたしました。
講座タイトルは
『簡潔で要点をまとめた伝え方講座』。
こちらのタイトルで登壇させていただき、早6~7年。
今回は約20名の方々にご参加いただき、私自身も楽しく充実した時間でした。
スクリーンの後ろの時計が指している時間は12:30。
13:00から17:00まで4時間の講座でした。
この4時間の中でお伝えしたことは、「○○しない」ということ。
簡潔であり、かつ要点をまとめて伝えるためには削ぐことが必要です。
付け足し、付け足しでは相手に対して発する言葉の量や内容が多くなってしまいます。
いかに重要なことのみを残して削ぐか?
そのために「するべきこと」ではなく「しないこと」をお伝えしました。
その中の1つとして特別にお伝えすると…
【箱を3つ以上持たない】
どういうこと?
ご自宅のクローゼットを思い出してみて下さい。
夏用の洋服、冬用の洋服、パンツ類、シャツ類、ジャケット類が何の区分けもされていなければ
着たいものを探すまでに時間がかかりますよね。
伝える際も同じ。
結論という箱、詳細という箱、理由という箱、事実という箱、主観という箱…
というように、頭の中で今から伝えることを区分けしてそれを持ち過ぎないことが大切です。
*「3」という数字は私たちが脳内で整理する際にしっくりくる数字と言われています。
場合によっては4つに区分けすることもありますが、理想は3つという意味で【箱を3つ以上持たない】としています。
講座では色々なお題をお出しして、ペアワークやグループワークに取り組んでいただきました。
非常に熱心な方が多く、中には普段の業務における伝え方のお悩みを発表して下さる方もいらっしゃいました。
その方にはその場で話を構成していただき、’○○の部分はOK、××の部分の順序を変えましょう’
というようなプチアドバイスもさせていただきました。
それでも結局、判断するのは相手。
伝える前に相手の持ち時間や状況・状態を確認し、伝え終わったら相手への確認をすることも必須です。
参加された皆さまが当講座でお伝えしたことを1つでも実践して
効果を感じていただければ嬉しいです(^^♪
そして、大阪商工会議所の皆さまも誠にありがとうございました。
燃焼した私は、この後主宰しているチョコレートの会へと出かけたのでしたw