on1の必要性が叫ばれています。
Forbes JAPANにもこのような記事が書かれていましたので、今後1on1を取り入れる企業も更に増えていくと予想されます。
また、1on1をAIが分析する、1on1をAIがサポートする、などの情報もチラホラ。
使うツールは実に様々ですが、1on1はあくまでも手段。
何のために1on1を行うのか?
目指すところはどこなのか?
を明確にして周知させることが前提となります。
その上で確実に1on1の精度をUPさせる方法があり、弊社ではそれをとある企業向けに実施しています。
それは、
【実際の1on1をリアルタイムでオブザーブし、場合によっては途中でストップして修正してもらう】
という方法。
今まで弊社では事前に許可をいただいて1on1を録音し、その音声を聴いてフィードバックをすることを行ってきました。
今回のこちらの方法は初めての実施です。
例えば、
✓ 上司が部下の話を遮って話し始めたらストップ
✓ 雑談が始まりそれが終わらない場合はストップ
✓ 上司が部下の話に同調して「分かる、分かる」とそのまま話が進展しない場合はストップ
など。
見られている、聴かれているというストレスは当然あるでしょう。
また、事前にすり合わせをして体よく進める人たちもいることでしょう。
完全にこれらを防ぐことはできません。
が、この1on1オブザーブにはこのような効果が出ています。
・上司の「引き出す力」「聴く力」がスキルとして身についていっている
・部下の「話を聴いてもらった」という感覚が増していっている
・会社が抱える問題が見えてきている
「~している」という表現である理由は現在進行形であるから。
まだまだ伸びしろは大いにあります。
これが機能しているのは、とにかく社長はじめ社員の皆さんが弊社を受け容れて下さっていること。
これに尽きます。
冷静に考えれば他社の人間に内部のコミュニケーションや事情を知られるなんて、あまり気持ち良くないですよね。
特に上司側は面白くないかもしれません。
ですが、実際の現場で起こっていることを第三者の専門家が見ることで、1on1の進め方に関して
「何を修正して、何を更に伸ばして、何が問題で、何が問題でないのか?」が目に見えて分かります。
弊社(私)の9月、10月のスケジュールを全て公開し、空いている箇所に1on1の予定をどんどん埋めていただき
20回以上の1on1をオブザーブさせていただきました。
実施されているお2人はリアルで顔を合わせて、私はオンラインで。
組織やチームは個の集合。
お1人お1人に向き合い対話を続けていくことが組織やチームを強く明るくしていきます。
これからも人の笑顔と成長・進化に全力投球で頑張っていきます!