こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
1人でできる「説明する力」をUPさせる練習とは?
「私、説明するのがとても苦手なんです。」
「もっと上手く説明できれば相手もイライラしないと思います。」
「あれもこれも話してしまって、いつも説明が下手と言われています。」
ドキッとした方、いらっしゃいますよね?💦
世の中には説明書というものがあります。
・一体何なのか
・どのように使うのか
・何のためにこの機能があるのか
・こんな場合はどうすればいいのか
というようなことが説明書には書かれています。
それを読んで使い方を知り、問題が発生した時には対処しますよね。
ところが、実際人と人が対面した状態で「説明」をする場面は
このような説明書とは勝手が違います。
説明書―いわゆる企画書、提案書…様々な資料を相手に渡し
それを読んでもらう、という状況ももちろんあります。
ですが、人と人が同じ場にいるということは
資料などの文字だけでは伝わらない空気感や暖かさや興奮、更には張り詰めた空気感や
何とも言えない冷ややかさなどを共有できる(共有せざるを得ない、とも言えますが)
という特徴があります。
そしてこの特徴を大いに活かすことで
相手の反応が変わることはありますし
その場の空気感や雰囲気をガラリと変えることは充分可能なんです。
それがビジネスチャンスに結びつくことだってモチロン可能!
ところが実際は…
自分の説明力の低さに悩んでいる方が多い…。
そこで、1人でできる「説明する力」をUPさせる練習方法をお伝えします。
えっ!チョコレート?
そう、私が世の中で最も好きな食べ物、チョコレートです。
先日大人買いしちゃいました 😆
このチョコレート1つ1つを説明して下さい。(1番右はクッキーですね。)
内容が堅苦しいものだと、ついつい難しく考えてしまいがち。
仕事ではそのような場面は当然ありますが
説明下手だという自覚がある方は、まずは軽いお題や題材を元に
説明する練習をすることをおススメします。
1番左のチョコレートを例に挙げてみましょう。
POINTは2つの視点で見ていくこと。
1つ目は、【全体→詳細】
2つ目は、【主観と客観】
この2つを組み合わせていくと、さほど難しくありません。
【全体→詳細】ですと…
・これはチョコレート
・メーカーは○○、原産国は××など
・チョコレートの形やカカオ濃度など
【主観と客観】ですと…
・○○のメーカー、原産国は××、価格は△△円など(客観)
・味、なめらかさ、食感など(主観)
このチョコレートは○○のメーカーが販売していますが
原産国は××なんです。
××ではカカオがたくさん採れるそうなので、このように美味しく
かつカカオ濃度が60%以上のチョコレートが日本に輸出されています。
価格は△△円で、賞味期限は〇月〇日ですからまだまだ先です。
食感はチョコレートというよりクッキーに近く、軽くてサクサク食べられます。
カカオ濃度が割と高いので濃くビター、甘いものをたくさん食べられない私でも
これならたくさん食べられます。
まず大枠を伝える―そもそも何なのか?ということですね。
それから少しずつ細かい中味の説明に移っていきます。
これだけで伝わりやすさ度がUPします。
そして、客観的事実と主観的感想や意見は必ず分けて伝えること!
↑の例でも先に客観的事実を伝えて、その後に主観を伝えています。
説明下手な人はついつい自分の感想や意見を先に言いがち。
でも聴く側はそもそも何の話なのか?どのような状況や状態なのか?
イマイチ把握できていません。
自分の頭の中と相手の頭の中はイコールではありません!!
仕事で「説明」する場面がきた時に慌てふためかないように
チョコレートでもクッキーでも何でもOKです、
身近なお題で練習をしておきましょう~☆
必ず活きてきますよ。
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次回もお楽しみに。