オンラインセミナー・研修などでお話をすると 今まで以上にある1つのことに意識が向くようになりました。 意識と言うより執着に近いかも?なんて思ったりもしますが(笑)。 それは、「反応」という行為。 話し手である私の話に対して 画面の向こうにいる聴き手の皆さんが 何らかの「反応」をするかしないか? この「反応」によって 次の話への移行の頃合いや私の消化度・消化不良度が 随分と変わってくるな~と感じております。 皆さんの中にもオンラインで何かを発信した際 聴き手の反応が思わしくなく「あれ?」と若干不安になった方も きっといらっしゃるはず。 それほど「反応」という行為は非常に大切なものです。 ということをある方とお話していたら それは話し手のエゴでは? という意見を頂きました。 「!!」 言われてみれば、話し手側にいることが圧倒的に多いというだけで 自分目線でしか見ていなかった、と反省…。 良い気づきを与えて頂きました。 自分の話に反応してくれる人がいなくて 何だかさみしい、何だか不安…。 「自分が、自分が」となってしまっていることに 気づかされたひとコマでした。 オンラインでなくとも 自分の話に、言葉に「反応」してもらえると 話し手は安心したり気づきを得ます。 相槌や頷きが返ってきたらひとまずホッとしますし 質問や反論が返ってきたら そこから反省や振り返りなどの気づきを得ます。 ところが反応することに意識を向けていない方 反応することを面倒くさく感じている方などは 自分の中で処理をしてしまい 反応を表にあまり出さない傾向があります。 話し手⇒ 「反応もなかったし理解してくれていないんだろうなぁ」 「本当に私が伝えたことを理解してくれたのか」 「自分の話を一体どう受け取っているんだろう」 「反論がなかったということはOKなのかな?」 聴き手⇒ 「何となくだけど理解できた!」 「納得できたし、早速行動に移してみよう」 「あんまり納得できなかったけど…まぁ仕方ない」 「気になることがあるけど質問するのは面倒くさいから辞めておこう」 う~む、コミュニケーションの行き違いが発生しそうですね。。 OKならばOK、NGならばNG、という反応をする― 首を縦にor横に振る、オンラインであればOKサインを動作として行う、 質問があるなら挙手をする、というような決め事を 初めに聴き手に伝えると良いでしょう。 併せてそれが必要である理由も。 皆さんが話し手の立場である場合 反応を引き出すルールを最初に伝えることで 無反応という場面は減ります。 とは言え、とりあえず首を縦に振っておこうという方も いらっしゃいますが…。 それはその方の問題ですから仕方ありません。 いずれにしても初めに 「○○の場合は××して頂けると有難いです」 と丁寧に、理由も付け加えて伝えること。 言わなきゃ伝わらない、理解してもらえない。 先手必勝で声を出しましょう🎤
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「反応」で人間関係は変わります。
2020.09.11