質問力の大切さは至る所で叫ばれています。 が、【私は質問に対する答えにどう反応するか?】も 同じくらい、いえ、それ以上に大切だと思っています。 テレビに出始めの頃、慣れていない&緊張している私は どんな内容のことを質問するか?にばかり意識が向き 質問をすることだけを一生懸命していました。 自分がする質問に対して相手がせっかく答えてくれたのに それを「へぇ~」「そうなんですね」のひと言で済ませてしまい さっさと次の質問に移る、ということをよくしていました。 相手の答えに対して掘り下げることをしていないので 会話が進展したり膨らむこともない…。 一問一答形式の面白くもなく印象にも残らない、 そんなインタビューをよくぞしていたな、と💦 私たちは人から質問をされるとなんだかんだで嬉しいもの。 但し、自分が「快」を感じる質問限定です(笑) その質問にせっかく答えたのに 「へぇ~」「そうなんですね」で済まされると 何だか肩透かしを食らったような気になりますよね。 そこで、「へぇ~」「そうなんですね」で終わらず 「それはスゴイですね」「ビックリです」「私もそう思います」 などの感想を言う、共感する言葉を添えると 相手も悪い気はしないはず。 または掘り下げて質問をする ― 「最近何か面白いことってありましたか?」 「いやぁ~、特にないですね~」に対して 「そうですか~。行きたいところとか食べたいものとかはあるんですか?」 というように。 案外何気ない会話の中でしているやり取りかもしれませんが、 ・仕事での会話 ・相手があまり話さない人 ・初対面の相手 ・相手の話にそもそも興味がない 場合、一気に頭が堅くなってしまい反応ができなくなってしまいます。 正直もう関わらないであろう相手、さほど重要ではない相手であれば まぁ、良いかもしれません。 ですが、そうでなければこの「反応」に少し意識を向ける必要があります。 そこから会話が発展し距離が近くなったり 思わぬ情報を入手することができたり 面白い展開になっていったり とにかく、何らかの結果を手にすることはできます。 例えば… 私: 「何をしている時が楽しいですか?」 相手:「ゲームをしている時です」 私:「そうなんですね」 (私、全くゲームをしないから分からない…)ではなく 私:「私はゲームをしないので詳しくは分からないですが、ゲームの魅力って何ですか?」 「どんなゲームがお好きですか?」 「ゲーム未経験の私がハマりそうなゲームってありますか?」 などなど。 ここで '自分はゲームを知らないから話せない' は不要です。 ゲームについての説明を求められているわけではないので。 行っているのは「会話」。 質問をする⇒相手の答えに反応する⇒相手が満足する・満たされる はコミュニケーション上手になるための基本だと思います。 是非トライを♪
BLOG
コミュニケーション
質問をして答えにきちんと反応する
2021.07.30