BLOG

コミュニケーション

質問をして答えにきちんと反応する

2021.07.30

BLOG

質問力の大切さは至る所で叫ばれています。
が、【私は質問に対する答えにどう反応するか?】も
同じくらい、いえ、それ以上に大切だと思っています。

テレビに出始めの頃、慣れていない&緊張している私は
どんな内容のことを質問するか?にばかり意識が向き
質問をすることだけを一生懸命していました。

自分がする質問に対して相手がせっかく答えてくれたのに
それを「へぇ~」「そうなんですね」のひと言で済ませてしまい
さっさと次の質問に移る、ということをよくしていました。
相手の答えに対して掘り下げることをしていないので
会話が進展したり膨らむこともない…。
一問一答形式の面白くもなく印象にも残らない、
そんなインタビューをよくぞしていたな、と💦

私たちは人から質問をされるとなんだかんだで嬉しいもの。
但し、自分が「快」を感じる質問限定です(笑)
その質問にせっかく答えたのに
「へぇ~」「そうなんですね」で済まされると
何だか肩透かしを食らったような気になりますよね。

そこで、「へぇ~」「そうなんですね」で終わらず
「それはスゴイですね」「ビックリです」「私もそう思います」
などの感想を言う、共感する言葉を添えると
相手も悪い気はしないはず。

または掘り下げて質問をする ―
「最近何か面白いことってありましたか?」
「いやぁ~、特にないですね~」に対して
「そうですか~。行きたいところとか食べたいものとかはあるんですか?」
というように。

案外何気ない会話の中でしているやり取りかもしれませんが、

・仕事での会話
・相手があまり話さない人
・初対面の相手
・相手の話にそもそも興味がない
場合、一気に頭が堅くなってしまい反応ができなくなってしまいます。
正直もう関わらないであろう相手、さほど重要ではない相手であれば
まぁ、良いかもしれません。
ですが、そうでなければこの「反応」に少し意識を向ける必要があります。

そこから会話が発展し距離が近くなったり
思わぬ情報を入手することができたり
面白い展開になっていったり
とにかく、何らかの結果を手にすることはできます。

例えば…

私: 「何をしている時が楽しいですか?」
相手:「ゲームをしている時です」
私:「そうなんですね」  
 (私、全くゲームをしないから分からない…)ではなく
私:「私はゲームをしないので詳しくは分からないですが、ゲームの魅力って何ですか?」
  「どんなゲームがお好きですか?」
  「ゲーム未経験の私がハマりそうなゲームってありますか?」
などなど。

ここで '自分はゲームを知らないから話せない' は不要です。
ゲームについての説明を求められているわけではないので。
行っているのは「会話」。

質問をする⇒相手の答えに反応する⇒相手が満足する・満たされる

はコミュニケーション上手になるための基本だと思います。

是非トライを♪