コミュニケーションにおいて 【質問すること】の大切さを今まで何度か こちらのBlogにUPしてきました。 私たち人間は話したい生き物。 自分が話したことを目の前の相手が聴いてくれて 共感したり褒めてくれれば更に嬉しくなって もっともっと話したいと思います。 ほとんどの方が経験があるのではないでしょうか。 目の前の相手と良好な人間関係を築きたいのであれば 少し壊れかかっている相手との関係性を修復したいのであれば 自分が話す < 相手が話す を自分から主体的にしていきましょう。 そして相手の話を否定・批判・非難せずにまずは受け取る― これを習慣にすることです。 自分が何かを言って相手の考えを変えることに注力しても それは相手の意見や考えを無視していることに近いです。 まずは相手の意見や考えを聴いて それをしっかり受け止めて その上で自分の意見や考えを伝えたり 流れによっては更に質問を続けたりすること。 『相手に質問をして話してもらう場面を作る』 これを実行していけば 必ずと言って良いほど相手との関係性は変わっていきます。 と、ここまでは頭では「なるほど」と理解できても その「質問をする」ことについていろいろと疑問が湧いてきます。 ・質問ってどうやって練習すれば良いのか? ・相手の意見や考えを受け止めることって1人では無理ですよね? など。 確かに発声練習やプレゼンの事前練習は1人でもできますが 「質問の練習」を1人でどのようにすれば良いのか…。 私自身が実行していてちょっと人には見せられない練習を(笑) お伝えしますね。 【1人2役で質問する側とされる側を演じる】 です。 何やってるの?という感じですが、これが案外効果的。 A:「昨日の○○部長の態度についてどう思う?」 B:「あの態度はちょっとなぁ…みんなも呆れていたと思う」 A:「だよね?どうすれば良かったんだろう?」 B:「あの時もう少し××さんのことを考えて発言すべきだったね」 A:「なるほど…そうか…私は××さんより△△さんに対しての態度が問題だと思う」 というようなやり取りを1人2役で実践してみましょう。 どちらも自分なので質問も回答も自分で決めることができます。 なので内容そのものに意識を向け過ぎなくてOKです。 大切なのは 「なるほど」「そうか」などの言葉を声に出して 相手を受け止めること。 ここでは相手と言ってもそれは自分自身ではありますが…。 もう少し臨場感を出したいのであれば 立ち位置変えて、Aさんが話す時とBさんが話す時と 場所を変えてみるのも良いかもしれません。 1人でもコミュニケーションの練習はできます。 限界はありますし「何コレ?」と思ってしまうものもありますが(笑)、 頭の中で色々考えこむより 1人でも良いのでまずは実践してみる! その積み重ねが実際のコミュニケーションの場面で 役に立つことが必ず、必ずあります。 ご自分のペースで面白おかしく実践してみて下さいね。
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質問の練習ってどうすれば良いの?
2021.02.26