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自分を俯瞰することで言葉のコントロールは可能。

2020.08.17

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冷静な時や精神が安定している時は
自分の口から出る言葉も割と前向き。
ところが穏やかでない時には
自分の口から出る言葉も後ろ向きになったり攻撃的になったり…。

誰もが経験があることではないでしょうか。

「つい言ってしまった」
「あんなこと、言うべきじゃなかった」

と思っても後の祭り。
1度口から出た言葉を取り消すことはできません。
とは言えこのような後悔する言葉を発することを
少しでも減らすことができれば…。

この2つの方法を是非試してみて下さい♪

① 言葉を発する10秒前から自分を俯瞰する
② ①の俯瞰開始と同時に呼吸を深く・ゆっくり行う

意識的にすることで
感情に流されずに言葉のコントロールができます。

① 言葉を発する10秒前から自分を俯瞰する

他人のことは見えても自分のことは見えないもの―
なんてよく言いますよね。
他人の言動に対してはアレコレ言うのに
自分の言動に関しては何も言えない…。
自分のことがよく見えていないんですね。
それならば、自分を俯瞰する練習をしましょう。

不用意な言葉を発するのには必ず理由があります。
誰かから何かを言われて不快感を感じつい言ってしまった、
というケースが比較的多いと思いますが
'どうも雰囲気が悪いなぁ' 'つい口走ってしまいそう'
と感じたら、そこから自分の俯瞰を開始。
もう1人の自分がその場にいると仮定して
そのもう1人の自分が自分自身を見ている、という感じです。

② ①の俯瞰開始と同時に呼吸を深く・ゆっくり行う

不快感を感じそうになったら
落ち着いた呼吸をすることに意識を向けましょう。

「つい言ってしまった」 
「あんなこと、言うべきじゃなかった」

と感じる言葉を発しているまさにその直前は
自分のことが客観視できておらず
呼吸が浅く・速くなっています。
その逆の呼吸を深く・ゆっくり行うことは
私たちの副交感神経を刺激して、
それがリラックスや落ち着きへと繋がっていきます。

穏やかではない会話の中で
リラックスしたり落ち着くことはなかなかできませんが
少なくとも感情が爆発してしまう、
なんてことは避けられるはずです。



私は時々、自然の中に身を置くようにしています。
短気でイライラしがちなので(笑)、
呼吸を整えてゆったりとした気持ちを取り戻すために。




朝の比較的人が少ない時間に行くと
本当に静かでリラックスした時間を過ごすことができます。

「あ~、気持ち良いなぁ」
と声に出したり感じることで気持ちも穏やか・前向きに。
すると思考や言葉が前向きで丁寧になっていきます。

言葉は人を幸せにもするし不幸にもします。
自分が発する言葉、自分の周りの人が発する言葉、
どちらにも気を付けていきたいものです。