こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
緊張 ‘せずに’ 話せるようになることって大事?
慣れない場面や人前で「緊張して上手く話せなかった」「言いたいことの半分も言えなかった」
という経験、誰しもが味わったことがあるでしょう。
そもそもなぜ緊張するかと言いますと
・人に見られている時(評価されている時)
・不慣れな環境や場所にいる時
・結果を求められている時
において不安やプレッシャーを感じてしまうから。
私たち人間には防衛本能という本能が備わっています。
「防衛」=守る、危険を回避するための本能ですね。
生きたい、生き延びたいという本能を生まれながらにして持っているのが人間です。
危険な状況に立たされたり窮地に追い込まれた時、
不安を感じたり恐怖を感じたり、あるいはプレッシャーを感じた時、
「もっと生きなきゃ!」「危険!」「緊張感を持って!」
という指令のようなものが発せられ
その結果私たちの心臓の鼓動が速くなります。
それは、その状況から逃れたり何とか打破したりするための信号のようなもの―
そう私は思っています。
慣れない場面で話す時や人前で話す時、
危険とまではいかなくとも不安を感じるのが私たち。
その不安が緊張を呼び起こし、それが
表情の強張り、声の小ささ、早口、無駄な動き、え~あの~の連発…
という目に見える状態として表れます。
どうも緊張することが悪い、恥ずかしいと思っている人が多いようですが
全くそんなことはありません。
緊張するものはしますし、周りから緊張しないでいいよと言われても
する時はしますからね。
コントロールするのはなかなか難しい💦
緊張 ‘せずに’ 話すように努力するよりも
緊張 ‘しても’ 上手く話せるようにすることに注力する方が良い結果が出るのでは?
といつもいつも思います。
大事な場面で話し終えた後、
「今日も緊張してしまった~」
よりも
「今日も緊張したけれどいつもより上手く話せた~」
と思えるようになれば気も楽になります。
あるいは
「緊張したけれど、冒頭はきちんと話せた!中身を話す時詰まってしまったから
次からは気を付けよう」
という風に、緊張にばかりフォーカスせずに
【緊張するのは当たり前。それよりも中身や相手の反応に意識を向けよう。】
と考える癖をつけましょう。
どうも緊張したこと、出来なかったことばかりに目が向いてしまう傾向があります。
多くの人が。
自分が出来なかったことや上手くいかなかったことを振り返ることは必要だと思いますが
それを後々まで思い出したり引きずることは止める方が良いですね。
そればかりに意識を奪われてしまうから…。
緊張はしても良いしするもの。
大事なのは緊張云々ではなく、自分がどのように振る舞ったか?
自分の話は相手に伝わったか?熱意は伝わったか?
です 😀
一朝一夕にはいきませんが、このような考えを持てるように
日々訓練していきましょう。
考え方も筋トレと同じです。
繰り返し繰り返し行うことで少しずつ身になっていきます。
さぁ、L’ets Try!!
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次回もお楽しみに。