こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
緊張すると頭が真っ白…どうすればいい??
今現在私がやらせて頂いているお仕事は、
・司会が2割
・トレーナー、講師業が8割
トレーナー、講師業を更に3分割すると、
・企業研修講師
・パーソナルスピーチトレーニング
・行政や機関などでのセミナーや講演
色んなお仕事をさせて頂き、本当に日々感謝をしています☆
今週の月曜日、入会して約1年半のある経営者の集まりにて司会をさせて頂きました。
参加者は約80名。
3時間の進行を今回も無事務め上げました。
会の中で参加者がステージに登壇する場がいくつかあります。
前もって準備はしているものの…いざ登壇すると緊張MAX、頭が真っ白になって
用意していたセリフが出てこない…💦
そんな時の対処法をお伝えします。
① 事前準備は ‘聴覚’ ではなく ‘視覚’ で
② 頭が真っ白になることを想定して ‘感覚’ で対処する
③ 切り返し法を体得する
① 事前準備は ‘聴覚’ ではなく ‘視覚’ で
何度も何度も話すことを声に出して繰り返す―決して悪いことではありません。
が、私はあまりオススメしません。
なぜならもし本番で緊張のあまり頭が真っ白になり言葉が出てこないことになれば、
もう1度最初から話さなきゃ無理!という事態に陥ってしまうからです。
話の途中を切り取ってその部分だけ話す、ということは案外難しいもの。
あれ?何だったっけ?…最初から言ってみると…
となってしまうと、更に緊張が増幅し頭が更に頭が真っ白になりかねません💦。
これは避けたい!
ならば、話の途中を切り取る方法を身に付けてしまいましょう。
それが ‘視覚’。
頭の中で絵や図でイメージする→その絵や図を紙芝居のように繋げていく→それを声に出す。
紙芝居の順序さえ間違わなければ大丈夫。
すると、一言一句覚えなくても【そこで伝えたいこと】をきちんと言葉にすることができます。
もちろんイメージ力、視覚で捉える練習は必要ですが効果的です♪
② 頭が真っ白になることを想定して ‘感覚’ で対処する
いわゆるリスク管理ですね。
緊張のあまり頭が真っ白になることなんてない!!と思っていてもなる時はなります。
ならば、それを想定してそうなった時の対処法を今度は ‘感覚’ で身に付けましょう。
頭が真っ白になったら○○をする、頭が真っ白になったら××を触る、というような。
似ているのが
「△△の音楽を聴くと高校時代を思い出す」というあの感覚☆
1つの動作(見る、聴く、触るetc)があることを引き起こす―パブロフの犬に似ています🐶
例えば、頭が真っ白になったら手首を触って落ち着かせる、一旦肩を上げて下ろす、など。
これはかなりの反復練習を必要としますが、慣れればこの一連の動きを安心材料として
持てますので精神的に少し楽になるかもしれませんね。
但し、緊張し過ぎて動作そのものを忘れないようにご注意を。
③ 切り返し法を体得する
これは最も難しいです…。
柔軟に臨機応変に対応するとはこのことです。
ケースバイケースなので必ず○○をして下さい、というものはありません。
日頃からの意識と練習、プラス経験がこのような緊張の場面で発揮されます。
どのような意識や練習?経験?
例えば、目の前にあるもの(私の目の前にはパソコン、ハンカチ、紙コップ、充電器が)について
1人でリポートをしてみて下さい。
えっ?急に?何を言えば良いの?
そこでいかに ‘それなりに’ または’いかにも’ 言葉を発することができるかどうか。
更にはそれがそのものの説明になっているか?ストーリーになっているか?
事前に準備したものではなく急に、いきなり、唐突に話し始めて
それが論理的であったり感動させるものであれば
いついかなる時にも上手い切り返しができるかも 😀 …うむ、これはレベルが高い!
プレゼンやスピーチの登壇時、更には朝礼や会議での発言時、
緊張でそれまで準備していたものを全て忘れてしまい
頭が真っ白になることなんてあるある(笑)。恥ずかしいことでも何でもありません。
ただ、そうならないような準備や工夫やしておいて損はないですし
もしそうなったとしても対処法を身に付けていれば安心感も出てきます。
それよりもこれらを恐れて前へ1歩出ることを拒否する、
この行動はアナタにとってあまりプラスにはなりません。
世の中は人と言葉が創っていると言っても過言ではありません。
頭が真っ白になることを恐れず、緊張を恐れず、1歩踏み出して
今まで見たことのない世界へと飛び出して行って下さい!
もっと詳しく学びたい、知りたい方は
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次回もお楽しみに。