コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
1人で仕事をしているにも関わらず、とても有難いことに
色々な方とお会いしたりお話する機会をたくさん頂きます。
立場や業種など関係なく1ヶ月に5~6人は初対面の方とお会いする機会があり
また、そこからご縁が繋がったりします。
本当に楽しいし学ぶことだらけ。
コミュニケーションやスピーチ、プレゼンテーションなどにおける
・話し方
・聴き方
・質問の仕方
を法人向け、個人向けにお伝えしているということをお話すると
「うちの会社はね…」
「こんな悩みがあります…」
など、色々な問題を話して下さる方も少なくありません。
先日もとある企業の経営者(30代後半・男性)とお話をしていたところ
【受容】という言葉が出てきました。
受容=受け容れる…受け容れて取り組むこと、という意味があります。
自分のお願いを相手が受け容れてくれたら嬉しいですよね。
同様に、相手のお願いを自分が受け容れて、その結果相手が喜んでくれたら
これも嬉しいですよね。
円滑に気持ち良く【受容】し合う世の中であれば平和でしょう。
ところがそんな簡単には事は進みません。
人それぞれ考えも違いますし、主張したい意見も違います。
どうしても受容できない時もあれば
どうしても受容してもらえない時もあることでしょう。
そこで出てくるのが ‘ ムリヤリ ‘ ‘ 強制的に ‘ 受容を強要したりされたりする行為。
…「不快」の感情だけが残ってしまいますよね💦
私は
「受け容れることができない時は、受け取って下さい。
そしてその後に自分の意見を相手に言って下さい。」
と研修やセミナーなどでお伝えしています。
受け取る―受容と違い「取り組む」ことはせず、
「そうなんだ」「そうなんですね」
という風に相手の話や相手が発した言葉をそのまま【受け取る】。
その後に自分の意見や考えを言う。
(但し、話し方や表情、姿勢や態度、更には話す内容には充分気をつけて!)
シンプルなこの流れを当たり前のように行う癖をつけましょう。
お互い要らぬストレスを抱えなくて済みますし
建設的な会話が展開される可能性がグンと高まります 😆
キャッチボールで相手が投げたボールをグローブでパッと受け取るように
会話では相手が話したことを
「そうなんだ」「そうなんですね」
とまずは受け取ることを徹底化しましょう。
コミュニケーション上手は聴き上手、いえ、受け取り上手とも言えるかも(^^♪
是非実行してみて下さいね。
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