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コミュニケーション

相手の話を3秒後に受け取るとコミュニケーションは上手くいく!

2021.01.26

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コミュニケーションが上手くいかない…

というお声をよく耳にします。
「コミュニケーションが上手くいかない」とひと言で言っても
その実態は実に様々。
状況、背景、相手との関係性、コミュニケーションのツールなど
ひと言で「○○すると良い」と片付けられるものではありません。

実際私自身も今までコミュニケーションの行き違い、
正確に言いますと、自分が発した言葉や
相手の言葉に対する自分の反応で
不快な思いを相手にさせてしまったり自分がしたりと
色々な経験をしてきました。

絶対的な正解がないのがコミュニケーション。
人それぞれ価値観も考え方も違いますので当然です。

と、頭では分かっていても
実際の場面になると感情がキー!となってしまって
つい余計な言葉を吐いてしまった…
という経験をしたことがある方も少なくないはず💦

ということで、今回は

「つい自分が発してしまう言葉が
コミュニケーションが上手くいかない原因かも…」

の私なりの対処法をお伝えします。

THE・シンプル、です。



【相手の言葉を受け取る】


以上。


相手の言葉を受け取るとは
「相手が声に出した言葉をただ受け止めるだけ」
です。

それが自分の考えとは真逆であっても
「何、それ!?」と思ってもとにかく受け取る。

【そうなんですね】
【そんな考えをお持ちなんですね】

これでOK!

頭ではこの大切さが分かっていても
イライラ、怒り、焦り、緊張などを強く感じている時には
なかなかできないもの。
そして時間が経って振り返ってみて
「あ~ぁ…」と後悔したり落ち込んだり…。

そして「これからはちゃんと相手の言葉を受け止めよう!」
と決意を新たにしても
また同じようなことを繰り返してしまう…。
私も数えきれないほどこのような経験をしてきました(笑)。

そこで、タイトルの「3秒後」の登場です。

相手の言葉を受け取らずに否定や批判をする時
ほとんどの場合相手が話し終わってすぐ、あるいは
話し終わるか終わらないうちに声を発していませんか?

そこで「3秒の間」を置く!
心の中で「1、2、3」と数える間に息を吐き出して気持ちを鎮めましょう。

息を吐き出すことでリラックスしたり落ち着いたり、その効果は絶大。
緊張する場面でも「息を吐いて落ち着いて」などと言いますよね。
キー!となりそうな場面で
【自分で自分が落ち着く状態を作る】ことを意識して行うことで
相手の言葉を

「そうなんですね」
「そんな考えをお持ちなんですね」

と少し冷静に、落ち着いて受け止めることができるようになります。

なんだ、特に目新しい方法ではないのか…と思われる方もいるかもしれませんが
自分をコントロールできるのは自分だけですからね。
特効薬はどこにも売っていません!

自分が発する言葉、自分の行動、全て主体は自分です。
小さなことでも意識して「自分で」する―大事にしていきましょう。

あ、3秒の間は目安です。
ご自身で調整してみてくださいね(^^♪