コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
土曜日、友人と兵庫県立美術館へ行って来ました。
開催中のコチラを観るために👀
Raymond Savignac展。
パリ生まれ、2002年に亡くなったサヴィニャックには
日本人にもたくさんのファンがいます。
また、名前こそ知らなくても彼の作品を見れば「あ~!」と
声を上げる人も少なくないはず。
こちらのMONSAVONの牛を描いたのがサヴィニャック氏です。
展示物自体は撮影不可でしたが、約90分サヴィニャックの世界に魅了され
何だか楽しい気持ちになりました。
動物や働く人をモチーフにした作品はタッチがとても可愛らしく
それでいてその1枚のポスターに
シンプルで分かりやすいメッセージが込められています。
作品にはそれぞれ注釈が添えられていて
制作過程やサヴィニャック氏の想いを読んでいくと
1枚のポスター完成までにかかった時間や背景が伺えます。
特に美術に造詣が深いわけではありませんが
(と言うより最近まで美術館なんてほとんど行ったことがなかった…💦)
あれこれ考えたり想いを馳せることである1つのことを感じました。
【感性を磨くような行動をして、自分で考えて感じて言葉にすることは
コミュニケーション能力の向上に繋がる】
POINTは「自分で考えて感じて言葉にすること」。
情報伝達は文字だけでできます。
自分で見て、自分で考えて、自分で感じて、自分で言葉にする―
この過程を踏んでいなければ
ただ機械的に情報を映像や文字で入手するだけ、になってしまいます。
発信もしないままに。
それでも大きな支障はないかもしれません。
ですが、人間関係のストレスを少しでも減らしたり
仕事の中でコミュニケーションを少しでも上手くとったりするためには
ただの情報伝達ではそれは実現しにくいと私は思います。
人間関係もコミュニケーションも、台本通り・型通りにいくはずがありません。
人の考えや感情はそれぞれですし。
Aボタンを押したらBという反応が起こる、という機械のようなこともありません。
それならば自分で
相手の表情等を見て、相手の話をしっかり聴いて、
相手の考えていることを想像したり相手に質問して、
相手に自分の考えや気持ちを伝える―
これがコミュニケーションではないかと。
正解が無いが故に何をどうすれば良いのか分からない、
という人もたくさんいます。
まずは自分のコミュニケーションのパターン・傾向などを
客観的に見て洗い出し
そこから1つずつ向き合って改善・解決していきましょう。
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