私が最近改めて実感しているのが「観察することの大切さ」。
近年注目されているものに「OODA(ウーダ)」というフレームワークがあります。
・Observe(観察)
・Orient(状況判断)
・Decide(意思決定)
・Act(実行)
の頭文字を取ったもので、不確実な時代に素早く意思決定を行うための考え方として注目されています。
中でも私が特に大事だと感じるのは、最初の「O=観察」。
SNSやメディアから膨大な情報が流れ込んでいる現代。
選択する力を鍛えることはもちろん必要ですが、その前に
「私はそもそも見ているのか?」
という問いを持つことが必須だと思います。
そして、その問いを大事にして掘り下げていくことを疎かにしてはいけないな、と。
私たちは往々にして “見たいものだけを見る” 傾向があります。
だからこそ「観察する」という意識を持ち続けることが大切なのではないでしょうか。
例えば人との会話においても、自分が話すことだけに集中するのではなく
相手の表情や動きの変化を観察しながら対応を変えることで、
コミュニケーションの質は格段に上がります。
じゃあ、どうすれば良いのか?-実は日常の中で鍛えられます。
先日、お盆に友人たちと奈良へ出かけました。
曾爾高原。
龍王が淵。
自然に触れる・自然を感じる時間を過ごすことができ、大いにリフレッシュできました。
例えば、このような時にただ写真を撮るだけでなく「その場に何があるのか」を意識的に観察してみる。
草や空の色、水面に映るもの。
答えなんてモチロンありませんが、「観察する」力は鍛えられます。
あくまでも気軽にでOK。
こちらの看板もしっかり観察しましたよ(^^)/
観察することは、ビジネスにおいても人生においても、状況を正しく判断するための出発点です。
スピードが求められる今だからこそ、「見たつもり」で終わらせずに、目の前の現象をしっかりと捉えること。
その習慣を、手を抜かずに日常から磨いていこうと感じた今日この頃です。