こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
滑舌を良くしたい!と思ったら…?
「滑舌が悪いんです」
「よく聞き返されるんです」
「えっ?と言われることが割とあるんです」
「自分の滑舌の悪さにウンザリしているんです」
というお声を日頃よく耳にします。
滑舌が悪いから何がどうということはありませんが
せっかくなら、特に人前で話す時や聴き手や相手を納得させることが必要な時には
ハッキリと1度で伝わるような ‘滑舌の良さ’ を手に入れる方が良いです。
だって滑舌が悪ければ話の内容の伝わり度が減ってしまいますから…。
そもそも滑舌が良い・悪いとは一体どういうこと?なぜ人によって差があるの?
『滑舌』とは文字通り舌の滑らかさ。
舌が滑らかに動いているかいないか?なんです。
ではなぜ舌が滑らかに動いていると聞き取りやすい声が出るのでしょう?
私たちが日頃発している声は、舌の動きや位置、口の開き具合の違いによって
違った ‘音’ となって発せられています。
「あ」と「い」では舌の動き、舌の位置、口の開きは違います。
「あ」と「さ」でも違います。
舌が滑らかに動いている=それぞれの声に応じて舌の動きや位置が変わっている
→クリアで聞き取りやすい声が出ている、ということなんです 😀
普段舌の動きや口の開きなどに全く意識を向けずボソボソ声で話している人は
その話し方が当たり前であり習慣になってしまっています。
無意識のうちに。
滑舌が悪く聞き取りにくい声になってしまうのも当然ですよね。
では、滑舌を少しでも改善するためにはどうすれば良いでしょうか?
① 舌を動かす
② 口を開く
この2つのトレーニングを行うこと☆
舌も口の開きもトレーニングで改善できます。
身体の筋肉を鍛えるのと同じ。
動いていないのであれば動かして鍛えること。普段からですよ。
● 舌を動かすトレーニング●
・口を開けて舌を前に突き出したり引っ込めたりする
・口を開けて舌を出したままの状態で時計回り、反時計回りに回す
(見た目はあまり美しくないので、口を閉じたままでもOK)
●口を開くトレーニング●
・鏡を見ながら「あ、い、う、え、お」と5つの口の開きを区別して開ける
・母音で挨拶をする
「おはようございます」 → 「おあおうおあいあう」(口をしっかりと開けて)
特別な道具がいるわけでもなく、時間がかかるわけでもありません。
POINTは意識して動かすこと。できるだけ鏡を見ながら行うこと。
そして、継続すること。
ある日いきなり滑舌が劇的に良くなっていた、なんてことはありません。
1日の中でほんの少しの時間でOK、でも毎日行うことで
少しずつ舌が動くようになったり口が開くようになっていきます。
継続は力なり。
是非実践してみて下さいね♪
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次回もお楽しみに。