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会話において、人前で話す時のスピーチやプレゼンテーションにおいて、

 

【間を作ること】の重要性を感じている方、たくさんいらっしゃいます。

 

なぜ【間を作ること】＝【沈黙】がそこまで重要視されるのでしょうか？

 

 

 

 

空白や余白を作ることが、「自分が創りたい空気感」や「思考の時間」を作り出すから。

 

 

 

 

これが私が考える、【間を作ること】が重要視される理由です。

 

 

 

話のテンポやリズムは人それぞれ。

 

テンポが速く、リズム良くポポンと進む方もいれば

 

ゆっくりとしたテンポで、リズムも良いとは言い難い方もいます。

 

善悪や優劣はありません。

 

その人なりの ‘感覚’ というものがあるんです。

 

そして、目の前の相手の頭の中や身体で感じるテンポやリズムを把握することは、

 

とっても難しい。

 

なぜなら話をしている本人は自分の話に一生懸命ですから。

 

 

 

 

自分と相手のズレたテンポやリズムを調整して、

 

そこから相手や周りを惹き込む＆巻き込む空気感を創り出したり

 

相手や周りが ‘考える’ 時間を作り出したりする―

 

これが【間を作ること】の本質ではないかなぁと思います。

 

 

 

 

 

「沈黙は金雄弁は銀」―これは1831年（！）にドイツで執筆されたトーマス・カーライルの

 

「衣装哲学」だそうです。

 

 

 

雄弁（よく喋ること）は大切であるが、

 

沈黙すべき時やその効果を心得ているのはさらに大切である

 

 

という意味だそう。

 

 

 

 

 

その時を感じ取って表現できる人こそが

 

会話やスピーチ、プレゼンテーションにおいて

 

上級者と呼ばれるのかもしれませんね。