コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
起きてすぐ、声が出にくいと感じたことはありませんか?
起きてしばらく経ってもまだ声が出にくいと感じたことはありませんか?
それは、’ 体は起きていても声帯はまだ起きていない状態 ‘ です。
声を出すために必要な準備が完全に整っていない、という状態ですね。
声は自分や会話の相手、周りに対して大きな影響力を持つ自分の持ち物。
元気がある時は声に力が入りますし
気分が乗らない時やマイナスの感情を引っ張っている時は、声に力が入りにくい―
それほど【声】には自分のその時の状態がハッキリと表れます。
同じ『おはようございます』でも
・声の大きさ
・声のトーン
・言い方
によって、受け手側の印象は随分違うもの。
ということは、声次第で相手の自分に対する印象を変えることができる、とも言えます☆
今日は大事な商談が入っている。
必要な資料もまとめたし、伝えるべき内容もしっかりと頭の中に入っている。
目的は先方に「YES」と言ってもらうこと。
そのためには【声の出し方】を変えてみよう。
最初の挨拶では明るく元気の良い声で、
雑談は柔らかくお互いの緊張をほぐすような声のトーンで。
本題に入ったところで少し声のトーンを落として、話すスピードも落として。
最後は少し声のトーンを上げて少し声も大きくして。
という風に。例えですが。
この商談が朝10時からだと仮定します。
声帯は本調子になるまで3~4時間必要だと言われています。
ということは…遅くとも朝7時までには起きておく必要があります。
商談場所が自宅の近くだとして、朝9時に起きれば間に合うからそれでいいか、
だと声帯が本調子になる頃にはひょっとしたら商談は既に終わっているかもしれません。
声が出にくく伝えるべき内容が相手の耳に届きにくい、なんてことになれば
せっかくの準備も水の泡 😥 😥
そうならないように
【声を出す場面(特に大事な場面)の3時間前までには起きる】
ことを実行しましょう。
そして、できれば自宅を出るまでの間に声を発するようにしましょう。
ウォーミングアップですね(^^♪
私は毎朝自宅を出る前にコチラを朗読しています。
暮らしの手帖の元編集長・松浦弥太郎さんの著書。
毎朝1ページ、立って声を出します。
読み終えたら本棚に戻し自宅を出る―これが私の毎朝のルーティン。
自分のその時の声の調子も確認・実感できますし
何より気持ちが清々しくスッキリします。これは本当にオススメ♪
皆さんも自分のお気に入りの1冊を見つけて、毎日声を出してから自宅を出てみては?
声だけではなく気持ちも明るく晴れやかになりますよ 😆
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