コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
世の中は人間関係が全て、と言ってもいいくらい
人との付き合いや人との関わりが大事な世の中。
ちょっとした言い方や何気なく発した言葉が
後々まで影響することも多々あります。
私自身も感じることがあり、また周りの色々な方から訊かれることが
【言いたいけれど言えない時にはどうすればいい?】
というお悩み。
その場の状況、相手との関係性、どこまで言えば良いのか、どんな風に言えば良いのか…
考えれば考えるほど分からなくなってしまいますよね💦
私も過去にストレートに言ったことで相手を傷つけたり
考え過ぎて自分が言いたいことを言えなかった、なんてこと
あります。
自分が言いたいことを相手が100%完全に飲み込んで受け容れていれるとは限りませんが
それでも「言いたいことは言う」―但し、状況や相手との関係性などは充分考えて。
① 目的やゴールを考える
② まずは相手の気持ちについて話す
③ 次に自分の言いたいことを話す
④ 今後を提案、伺う
1つずつ見ていきましょう。
① 目的やゴールを考える
言いたいことを言えばOK、はダメです。
自分がそれを言うことでどうなるのが理想なのか?どうなれば達成なのか?
を考えましょう。
「相手に言う」ことが目的やゴールそのものにならないように。
その先がありますからね。考えましょう。
② まずは相手の気持ちについて話す
目的やゴールを考えたからといって、すぐに自分の言いたいことを言えばいい、
はNG。
もうワンクッション置きましょう。
その目的やゴールには「相手に○○して欲しい」「相手に○○になって欲しい」が
含まれていることがほとんど。
ならば、相手の気持ちや考えを尊重しましょう。
相手をやたらと褒めたりお世辞を並べ立てるのではなく
・相手の行動
・相手の発言
などを客観視したものを伝えます。(○○と言っていた、○○をしていた、など)
そして相手の気持ちを推測、予想してそれを伝えます。
(○○な気持ちだったのかなと思う、など)
③ 次に自分の言いたいことを話す
ここでやっと自分の言いたいことを話す番ですね。
POINTとしては
・私は○○という考えを持っている
・私は○○だと思う
そして、相手の気持ちや意見を伺う。
一方的に言われたり決めつけられたリ命令されて、良い気分になる人なんて
ほとんどいません。
自分のことを考えてくれる人に私たちは魅力を感じますし、惹かれます。
④ 今後を提案、伺う
相手の気持ちや意見を伺う、とほぼ同じですね。
相手の意見、自分の意見を共有した結果
これからどうすれば良いかをお互い提案し合いましょう。
ここで忘れてはならないのが、必ず自分の意見が通るとは限らないということ!
私自身もそうですが、自分の意見は通したいもの。
でも自分以外に相手がいて、その相手がどんな考えや意見を持っているかなんて
聞いてみなければ分かりません。
自分から歩み寄ろうとする、理解しようとする意識を持って
言いたいことを言う必要があると私は思います。
人と関わることって時に難しかったり面倒くさかったりします。
仕方ないですよね、人それぞれですから。
それでも人と関わって生きていくのが私たち人間。
できることから意識して始めていきましょう。
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