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日本人が最も苦手な行。

2016.10.14

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10月も中旬に差し掛かってきましたね。

 

今日は東京日帰り出張です。

 

毎週金曜恒例の朝会に参加し、それから東京へ。

 

研修後大阪に戻って来て、そのまま個人レッスンです。

 

 

 

さて、今日は日本人が最も苦手とする行・サ行について。

 

そもそもなぜサ行が苦手なのか?

 

 

 

 

英語でsを発音する場合は「s」をしっかりと発音する―s単体でしっかり空気を出すことが要求されます。

 

それに比べて日本語のサ行はsの発音よりも母音のaの方が強く発音されます。

 

なので、sが相手に届きにくくなってしまうんです。

 

そうすると、「sa」のsの発音が弱くなり、「a」に近い音になってしまうんです。

 

あくまでもイメージですが、「s」7~8割、「a」2~3割、といったところでしょうか。

 

対面に比べると声がこもりやすい電話だとそれが顕著です。

 

私の周りでも、

 

 

 

「名前をよく聞き返される」(佐藤さん・さとうさん・「sa」ですね。)

 

「させて頂きます、がいつもモゴモゴなってしまう」(「sa」「se」が続きますね。)

 

 

 

というお声を聞きます。

 

 

 

苦手、発音しにくい。

 

でもよく使うサ行。

 

改善方法は…勢いよく息を吐き出すこと。

 

 

 

ハ行と同じですね。

 

1つ1つの音を出す際に下っ腹が凹むことを確認して、

 

 

 

「さっ、しっ、すっ、せっ、そっ」

 

 

 

と、とにかく勢い勝負です。

 

 

「さ~し~す~せ~そ~」

 

 

と伸ばすのではなく短く切る。

 

 

このような練習をすることで、「s」の発音が少しずつできるようになってきます。

 

練習する時には母音よりも「s」の音を強く出すことを意識してみて下さいね。