3月中旬のこの時期は
翌月から始まる新入社員研修の準備で大忙しです。
新入社員研修の講師を務め始めて約15年が経ちました。
私なりに感じていることを1つ2つ、あるいは3つ4つ。
- 会社によって新入社員研修に対する熱量に差がある
- 新入社員研修を手段と受け取るか目的と受け取るか?
- 新入社員研修後の未来を見ているか否か?
新入社員の皆さんには活躍して欲しい、と思うのは会社からすると当然のこと。
では「活躍する」とは果たしてどういうことでしょうか?
もう少し分解してみると
「新入社員の皆さんが〇〇という状態になり□□になるのが目標」
「新入社員の□□によって会社が△△になると最高!」
↑の〇〇と□□と△△に言葉を当てはめてみると良いです。
入るのは企業理念、ビジョンなどに関連している言葉。
案外出てこなかったり、出てきてもいまいちピンとこなかったり
そもそも考えたことなんてなかった…
ということはありませんか?
個人的な意見ですが、新入社員研修の ‘内容’ ばかりに焦点を当てている会社は
1度時間をかけて考えてみると良いです。
なぜならやり方ばかりを追いかけると本来の目的が見失われがちだからです。
という痛い経験を過去にした弊社が伝えているので間違いない。
〇〇と□□と△△に入る言葉は時間をかけて考えます。
1人では行き詰まってしまうので研修担当チームなどでブレストを繰り返します。
そこには
「なぜそうなのか?」
「そもそもどうなのか?」
という問いを生み出すこととそれに対する考えや意見を受け取る環境が必須です。
その後は具体的に研修内容をどうするか?の話し合いをすれば良いですね。
新入社員研修=基本的なビジネスマナー
だと受け取られがちですが、私はそうではないと思います。
企業理念やビジョンなどに沿った未来を見て、共有して
「ならば、この内容が良いよね?」
「ここは省略する方が良いかもしれないね」
など、一緒に作り上げていくべきだと常々思います。
(あ、私もそのような会議におじゃまさせていただくこともよくあります。)
会社によりますが、早ければ前年の秋頃に会議をすることもありますし
昨日もおじゃまさせていただきました。
研修そのものを目的にせず、研修を通してどうなりたいのか?何を目指すのか?
この手の会議や打ち合わせ、大好きです(^^)
ワクワクします。
もちろん新入社員研修だけではなくそれ以外の研修、
「何だか行き詰まっていなぁ」
の壁打ち相手もいたしますので、弊社を上手にご活用下さいませ。
花粉症に負けず今年も楽しくいきます☆