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幸福度が高ければ接客も会話も相手目線になれる。

2020.03.30

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先日、ある企業様向けに「接客研修」をさせて頂きました。

450年以上続く歴史と伝統のあるその企業様が新しく店舗をオープンするとのことで、

来店されたお客様に対する接客の仕方について終日研修をしてきました。

 

接客と聞くと

・ 笑顔で対応する

・ 丁寧な言葉遣いをする

・ 姿勢やお辞儀の角度に気を付ける

ことの重要性を理解して実践できるように練習をする―

というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

 

当然です。

どんなお店であれ自分がそのお店に入った時

店員さんに気持ち良く対応してもらえたら嬉しい気持ちになります。

目的は商品を購入する、あるいは特に目的はないけれどちょっと立ち寄っただけ、

いずれの場合も

‘ 何となく嫌な気分になる ‘ よりは ‘ 何となく良い気分になる’ 方が良いですよね。

 

この ‘ 何となく良い気分になる ‘ ってとっても大事。

目に見えず数値化できない曖昧なものですが

私たちは常に気分によって行動を左右されていると言っても過言ではありません。

 

お客様に ‘ 何となく良い気分 ‘ を感じてもらうためには

お客様の目に入る

見た目→表情、姿勢、態度

と、お客様の耳に入る

話し方→口調、声の大きさや聞き取りやすさ、言葉遣い

という1つ1つのスキルを磨いていけば良いのです。

 

ですが、私がここで感じることは…

 

 

【接客する側である自分の気分が良くなくては意味がないのでは?】

 

 

ということ。

 

いくら「こうすれば良い」ということを頭で理解して練習をしても

自分自身の気持ちがそれに合っていなければNG。

○○をしなくてはいけない、と頭では分かっていても

何だか気分が乗らない、ヤル気が出ない―

アナタもこんな経験が1度はあるのではないでしょうか。

 

いくら

「笑顔で接客をしましょう」

「お客様の動きをしっかりと見ましょう」

と言われても、肝心の自分の気持ちが乗っていなければする気も起きませんし

したとしても精神的に非常に疲れますよね。

 

これを解消するためには

 

【自分の幸福度を上げる】

 

ことが唯一の方法だと、私は思います。

 

自分が「幸せ」「落ち着いている」「楽しい」などのような「快」を感じること。

「快」を感じていれば無理して笑顔を作る必要もないですし

心に余裕が生まれて自然とお客様目線で接客をすることもできます。

 

‘ 何となく良い気分 ‘ を自分が感じていれば

お客様に限らず会話の相手のことを

考えたり、思いやったりする余裕が生まれます。

これはスキルがあるかないか、ではありません。

 

【自分で自分の幸福度を上げることができるかどうか】

 

です。

 

方法はいくらでもありますが、研修の中では

自分が幸せ、良かったと感じたことを書き出すワークを行いました。

ただ、この「自分で自分の幸福度を上げること」に取り組んだ結果は

自分にしか分かりません。

心、感情、気持ちは自分のものですので。

 

これらと日々向き合って、見つめ直して、調整・改善の繰り返しを行うことが

アナタの幸福度を上げていきます。

スキルはその後磨きましょう。

 

まずは自分がどうであるのか?

 

https://pre-act.net/4008/#start

 

先日の ↑ の記事に参考になる内容を書いていますので

是非読んでみて下さいね。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人、室内

 

研修の合間に立ち寄ったスターバックス@京都市内。

 

お疲れ様でした!