何年も前からよくされる質問。
「嫌いな人や苦手な人とどう関わればいいですか?」
正直、嫌ですよね(笑)。
私にももちろんいます、そのような人。
だって人間ですから(^^)/
ただそのような人の数は限りなく少ないです。
このような質問をされた時の私なりの回答・考え方を下記に↓ ↓
まず大事なのは「数値化すること」。
人間関係の「嫌い・苦手度合い」を1〜10で表してみます。
10はマックス嫌い、1は全然嫌じゃない。
もう1つ、「関わり度合い」も同じように1〜10でつけてみます。
毎日顔を合わせるなら9~10、たまにしか会わないなら1や2、というように。
人間関係って感情的に判断しがちですが、数値化すると少し冷静になれるもの。
そして “この数字より上ならば、何らかの対策をしてみようかな?” という基準を設けてみます。
例えば、両方とも5以上ならば…、6以上ならば…というように。
ここは自分の感覚で大丈夫です。
次にするのが、自分で対策が必要だと感じる数値に該当する人の特徴を挙げてみます。
「何となく嫌」ではなくて、「態度が嫌」→「どんな態度?」→「いつもだるそうに受け答えをするところ」→「例えば?」…
というように。
あまりポジティブになれる時間ではないかもしれませんが、自分のその人に対する感情を
少し冷静に捉えることができると思います。
そして、それに対する対策を考えてみます。
「だるそうに受け答えをされたらすぐに返答せず、3秒間息を吐いて少し気持ちを落ち着ける」
そして、「その日にカラオケで騒いでストレス発散する」「IT機器から離れて散歩でもしてみる」
というように、『自分自身が自分自身を満たす』行動をとる―。
よく他人は変わらないと言いますが、私もそう感じます。
ならば自分ができる範囲で自分の言動を少し変えてみる。
こうすることで、多少なりともそのような人との関わり方を体得できれば良いですね。
ここで大切なのは「無理に好きになろうとしないこと」。
冷静に数値化して対策を実行して、できるだけ自分自身の状態が落ち着くようにすること。
人間関係は感情に振り回されるとしんどくなります。
でも「数値化して言語化して戦略を立てる」──
これを習慣にすると、苦手な相手との距離感が楽になります。