自信がなさそうな話し方と言ってもたくさんの要素があります。 その中で今回取り上げるのは…【語尾の歯切れの悪さ】。 文章の最後まで相手に聴こえるようにしっかりと話す― ごくごく当たり前のことですが 案外できていない場面があるのではないでしょうか。 私たちは誰かと話をする時、誰かの話を聴く時、 その人のことを「目で見て」 その人の話を「耳で聴いて」 その上で自分の今までの経験や価値観などと照らし合わせます。 そして 「良かった」「イマイチだった」「分かりやすかった」「イメージと違った」 などと自分独自の感想を抱きます。 人それぞれ受け取り方も解釈の仕方も異なりますが '一般的に' '多くの人が' 感じる自信がなさそうな話し方- それが【語尾の歯切れの悪さ】。 「○○という意見なのですが…」 「それってどういう…」 というように文章の最後の「。」や「?」まで声に出さずに 語尾が尻すぼみになってしまう言い方。 皆さんも1度は口にしたり耳にしたことがあるはず。 このような語尾の曖昧さを自分が声に出している時とは 一体どのような状況・状態でしょうか? ズバリ、 ✔ 曖昧 ✔ 不安 ✔ 不明 など、まさに「自信がない」状態の時なんです。 振り返ってみて「あぁ、確かに」と思った方も多いのではないでしょうか。 逆に自信がある時には 振る舞いも堂々として声も大きくなり 最後までしっかりと言い切るのではないでしょうか。 'ここで自信の無さを見せてしまってはダメだ' '不安を相手に抱かせないようにする必要がある' '未確定の部分はあるけれど及び腰ではいかん、いかん’ などの状況の時は 例え曖昧であったり不安であったり不明なことがあったとしても 必ず最後までハッキリと伝えましょう。 その際、内容の前に「先手必勝」 (勝ち負けではありませんが気持ちとして、という意味で)という感覚で このような言葉を入れると良いです。 「今後変更の可能性はありますが、現時点での情報をお話します。」 「あくまでも私自身の意見をお話します。」 「○○からの情報ですので確証はありませんが、お話します。」 先にこのような意味合いの文章を言います。 言い訳がましいという捉え方もあるかもしれません。 ですが、語尾が曖昧になって何とか上手くかわそう、逃げようとという 姿勢が見受けられるのと 先にこのようなことを伝えた上で本編を話すのとでは 相手の感じ方も変わってきます。 もちろんその後の対応もしっかり話すこと。 「来月の○○の場で確定事項をしっかりとお話します。」 「こちらで精査して〇月〇日に再度お伝えします。」 というように。 しっかりと「。」まで相手に聴こえる声で堂々と話せば 相手からの見方も変わります。 どのような言葉をどのように話すか、で 印象や人間関係は大きく変わります。 特にオンラインでは環境によっては聴こえにくいこともありますので そんな時こそいつもより語尾を意識して声に出しましょう♪ オンライン上での説明、会議、会話、コミュニケーションなど 年間300日以上のテレビ、ラジオ生放送出演経験を活かしレクチャー致します。 気になる方は info@pre-act.net まで。
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自信がなさそうな話し方の特徴とは…。
2020.11.16