こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
人前で話す時、頭の中が真っ白にならないようにするには?
人前で話す時、緊張してしまい言うべきことを忘れてしまった…
頭の中が真っ白になってしまった…という経験、ほとんどの方がおありではないでしょうか。
しっかり準備して何度も部屋で声に出して練習したのに💦
と嘆いても終わったことは仕方ありません。
来るべき次回の、人前で話す時に備えて対策と練習を怠らずにやっていきましょう。
話すことをつい忘れてしまった、という経験は
1対1のコミュニケーションでも1対多のスピーチやプレゼンテーションでも
充分起こりえることです。
1対1の場合は笑って済ませられるのに、1対多の場合は笑って済ませられない。
落ち込んだり屈辱感を感じたり、状況によって私たちの感覚や感情は
こうも変わるのか、というくらい異なるもの。
1対多の場合に落ち込むのは【大勢の人に見られたから】。
人からの評価を恐れる生き物である私たち人間は、
常に人からどう見られているかを気にしています。
少しでも良く見られたい。
カッコつけたい。
スマートに見られたい。
うんうん、良いですよ♪♪
ただそれが過剰になると体が硬直してしまい呼吸が速くなり
「どうしよう…」という焦りが出てきて、
『頭の中が真っ白になってしまいそれが更に焦りに拍車をかけてしまう』という
状態へと繋がってしまいます。
プレッシャーですね。
私は以下のように考えます。
頭の中が真っ白にならないようにする<頭の中が真っ白になった時の対処法を体得する
頭の中が真っ白にならないようにしよう、しよう…と力むよりも
なる時はなる、その時どう振る舞えば良いか?のパターンをいくつか身に付けておく方が
良いような気がします。
で、それを実際の場面で使う―その方がプレッシャーも減りますし
‘臨機応変な対応ができる自分’ になることができます 😀
① 感情や状態を正直に言う
② 目に見えているものを話す
③ 前後の流れを話す
私がオススメする対処法、①→③でレベルが上がっていきます。
① 感情や状態を正直に言う
「頭の中が真っ白になってしまいました」「緊張がピークに達しました」など
自分の感情を正直に言ってしまうのもアリ。
恐らく聴いている人たちも経験があることですし、
私たち人間は正直に自己開示できる人に好感を持ちます。
だって世の中のほとんどの人がカッコつけて偽って、よく見られようとしていて
自分の恥ずかしいところや弱いところを見せませんから…。
時と場合によりますが、’正直に’ 言ってしまうのもアリです。
② 目に見えているものを話す
①と比べると一気に難易度が上がります。
目に見えているものを話す=例えば、聴いている人たち、会場の様子など。
ここでのPOINTは ‘ただ言う’ のではなくそれを自分が話すテーマと絡めること。
女性の働き方がテーマであれば、
「今目の前にはたくさんの女性がいらっしゃいます。
ここに今後役職を得て活躍したいと思う女性がいらっしゃれば、まず考えるべきことは…」
というように。
話すテーマと ‘絡める’ ‘繋げる’ こと。
でないとただの雑談、ただの一方通行になってしまいますからね。
そこで話す目的、聴いている人たちの時間(やお金)を常に頭の中に入れておくこと。
③ 前後の流れを話す
まさに THE・臨機応変な対応ですね。
送別会や会食などで急に「では○○さん、ひと言お願いします」と振られた時
デキる!と思われるトークとは視野を広く、自分だけではなく全体を見る視点を持つこと。
認められたり褒められたり理解されると私たちは嬉しい。
自分オンリーではなく相手や周りを見てそれを言葉にできる人、
もっと言うと的確でセンスのある言葉にしてアウトプットできる人、
は共感を得やすいですし賞賛や尊敬も受けやすい。
それが全てではありませんが、人前で「おっ」と思わせるスピーチをするには
体得して損はないスキルです。
頭の中が真っ白になった時も、瞬時に前後の流れを汲み取りそれを表現できれば
どんな場面でも怖くなくなります。
普段のアンテナの張り方や発話の量など、これは非常に訓練が必要なことではありますが。
人前で話す時、頭の中が真っ白になったとしても誰も責めません。
なぜなら人前で話すことに対して多くの人が苦手意識を持っているから。
だからこそそうなった時の対処法を体得すれば、周りと差をつけることができます。
話すスキルと能力は財産です。誰にも奪われません。
人と人の愛と力で成立している世の中、絶対の絶対に体得すべきものは
資格よりも何よりもまずは
【伝える力】。更には【聴いて反応する力】【質問する力】。
きっとアナタの人生において大いに役立ち、人生をも変えることになるでしょう。
もっと詳しく学びたい、知りたい方は
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次回もお楽しみに。