こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
プレゼンやスピーチは「場数」で上達するのか?
色んな方からされるこの質問。
答えは—
【ある程度慣れるけれど、上達するには練習が必要】。
私たちは全くやったことのないこと、ほとんどやったことのないことに対しては
不安や恐怖を感じます。
なぜなら私たち人間には防衛本能があるから。
敵か?味方か?(大げさですが)どんな状況で自分はどうなるのか?が分かるまでは
警戒して接したり行動したりする生き物です。
プレゼンやスピーチも同じようなもの。
全く経験がない、ほとんど経験がない場合、
それがどんなものなのか?どんな感覚になるのか?が分からないので不安や恐怖を感じます。
が、ある程度は予測がつきます。
ある程度?予測?…一体どういうこと?
プレゼンもスピーチも『人の前に立って話す』という状況を作り出します。
経験がゼロの人でも人目に晒される、人から一斉に見られる、という状況が
どれほどのものか少し、あるいはだいたい予測がつくんです。
私たちは日常で人と接していますし、人との会話やケンカや口論などを
幼い時から見聞きしているから。
人との関りを経験を通じて学んできている―だから【人前で話すこと=緊張する】
ということを特に教わらずに感覚として持っているんです。
そんな緊張を伴うプレゼン、スピーチ。
回数を重ねると緊張こそするものの、ある程度「慣れる」人は割といます。
経験したことはそれが上手くいく・いかないは別として感覚として
身体に染み付いていきますからね。
場数を踏めば慣れは生まれてくる、と私は思います。
が、「上達」するには場数だけでは足りません。
上達とは前回よりも今回、今回よりも次回、とレベルアップしていくこと。
そのためには場数+練習が必要です。
他のことに置き換えても同じ。
語学でもスポーツでも反復練習が必要不可欠。
プレゼンやスピーチをする時に感じる緊張との付き合い方を学ぶ。
プレゼンやスピーチをする時の声の出し方を練習する。
抑揚や間の取り方を練習する。
「え~」「あの~」を連呼しない話し方を練習する。
心がこもったプレゼンやスピーチは、聴いている人の心を動かします。
情熱的なプレゼンやスピーチは、聴いている人の心を熱くします。
プレゼンやスピーチで人の心を揺り動かし、人の行動を変える―
道具は要りません、心と言葉があればそれだけで世界は変わります。
場数を踏むことで慣れや気づきはきっとたくさんあるはず。
でも、そこから更に上を目指すためには練習が必要。
その練習の積み重ねがアナタの夢や願望を叶える礎になります。
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次回もお楽しみに。