2025年5月27日(火)、茨城県東海村役場の職員の14名様を対象に、
「ひたすらしゃべり倒す論理的説明力向上研修」を実施しました。
なんともインパクトのあるこの研修タイトルは、実は担当者の方からご提案いただいたもの。
「とにかくアウトプットを増やしたい、しゃべり倒して学ぶ研修にしたい」
という熱いご要望をいただいたのです。
そのタイトルを伺った瞬間、「それ、絶対面白い!!」と、二つ返事でお引き受けしました。
そもそものきっかけは、約3年前に私が登壇したスクーのオンライン講座。
担当者の方がその映像をご覧になり、後日ホームページからお問い合わせをいただきました.
その後のお打ち合わせでも、担当者の方との温度感がとにかくピッタリで、トントン拍子で研修が決定しました。
研修の目的は、「論理的に説明する力を全体で底上げする」こと。
報連相にバラつきがあり、“もったいない伝え方”になってしまっている場面もある、ということを事前のヒアリングでお伺いしました。
限られた時間の中でしっかりと話を組み立て、遠慮し過ぎず・丁寧になり過ぎず、簡潔に要点を伝える。
その力を育てたいという思いをしっかり受け止めて、3時間の研修を構成しました。
内容はとにかくアウトプット重視。
私が話したのは全体の3割ほどで、それ以外は皆さんにひたすらしゃべり倒していただきました。
でももちろん、ただ「はい、しゃべって下さい!」ではありません。
論理的に話すとはどういうことか、その重要性と効能、そして最低限押さえておきたいポイントを最初にお伝えした上で、
ペアワーク→グループワークと段階的に進めました。
自分が話している様子をペアの方に撮ってもらい、あとで見返す。
さらに、仲間からのフィードバックを受け取る。
その繰り返しの中で、「自分の強み」や「改善ポイント」が見えてくる。
たった3時間ですが、確かな気づきを得てくださったようでした。
最後には「行動宣言」も書いていただき、3ヶ月後の振り返り会(オンライン)へ向けてそれぞれの挑戦が始まります。
実は私は人生で初めて茨城県におじゃましました。
研修翌日には水戸市の偕楽園、茨城県近代美術館を訪れ充実した2日間を過ごすことができました。
皆さま、本当にありがとうございました!