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コミュニケーション

なぜかと言うと…を自分に問いかける癖をつける

2021.03.26

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もうすぐで3月が終わります。
私が住んでいる関西では、今週末が桜の見頃のようです。
特にお花見の予定はありませんが、街を歩いていて桜が咲いているのを見ると
それだけで「春だなぁ」と感じる今日この頃。

特にコロナ禍で外に出る機会も減っていますので
外に出て自然に触れることにいつもよりも幸せを感じます。

来月から新年度が始まります。
新しい暮らしが始まる人も知ればそうでない人もいることでしょう。
私は後者ですが、1日1日を楽しく笑顔で生きていきたいと思っています。

そして、来月から始まる新入社員研修。
毎年この時期は有難いことにたくさんのご依頼を頂いており、
今年も4月から6月中旬まで
新入社員研修をはじめ大学や高校での授業など
忙しくも充実した日々が始まります。

今年の新入社員研修は98%がオンライン研修。
仕方ないですね💦
オンラインでコミュニケーションやマナー、社会人としての心構えなどを
お話していくわけですが
その中で新入社員に限らず必須のスキルを書きますね。

【なぜかと言うと…で論理的思考力を高めよう】

です。

本当に他愛もない雑談であればここまで考えなくて良いですが
仕事において誰かに何かを伝える場面では
言いたいことの根拠をきちんと伝える必要があります。

私が伝えるのは(伝えたいのは)Aです。
なぜかと言うと○○だからです。

という形ですね。

この○○の部分が
「何となく」「感覚的に」「他の人がそう話していたから」ではNG。
きちんとAを裏付ける根拠が無ければ相手も受け入れてくれません。

身近な例で言うと、

私は週に1度英会話のレッスンに通っています。
なぜなら英語を話せるようになりたいからです。

よりも

私は週に1度英会話のレッスンに通っています。
なぜなら今年の秋から海外との取引が今までの3倍程度増え
月に2~3度、英語での会議が行われるからです。

の方が具体的で説得力があり、相手にも通う理由や本気度も
より伝わりやすいです。

このように日頃からなぜかと言うと…を自分の頭の中で
言葉にしてみましょう。





なぜかと言うと…の答えは検索しても出てきません。
自分に問いかけられた答えは自分でしか出せません。

モチロン情報やデータは検索すれば出てきますし
それが必要な場合もあると思います。

ですが、何でも検索するのではなく
自分に「なぜかと言うと…」をたくさんたくさん問いかけることで
論理的思考力が鍛えられます。

そしてそれを相手が分かりやすいように説明をする―
・話す速さに気を付ける
・難しい言葉は使わない
・1文の長さに気を付ける
・非言語(表情、姿勢、態度など)にも気を付ける

これでやっと相手に「伝わった」ことになります。
それを相手がどう判断するかは相手次第ですが…。

私も頭の中がモヤモヤしたり話が整理できていない時は
「私は○○である(○○と伝えたい、○○をしたい)、なぜかと言うと…」
という問いを、一旦深呼吸をして落ち着いて自分に投げかけています。

声に出したり書いたり、アウトプットができる場面であれば
それをすることで更に論理的思考力が身についていくことでしょう。

是非、皆さんも実践してみてください(^^♪