こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
今日のテーマは
【で、結局何を言いたいの?と言われないために】
5月になりました。
新年度がスタートして早1ヶ月。
新入社員の皆さんも少しずつ仕事に慣れてきた頃でしょうか?
それとも、1ヶ月経ったくらいではまだまだでしょうか?
入社したての頃に比べるとコミュニケーションをとる場面が増え
また、新入社員以外の皆さんも新入社員に指示・指導をしたりと
コミュニケーションや説明の機会が増えてきたのでは?
企業が社員を採用する際に求めているスキル、それが『コミュニケーション能力』。
もう10年以上、この『コミュニケーション能力』が企業が求めているスキルの1位に
ランクインしているそうです。
コミュニケーション能力と言っても範囲が広すぎて、
何をどうすれば良いのか分かりにくい、という意見も多数ありますが。
その中でも今日は【説明する力】について書きますね。
【説明する力】がなければ
「で、結局何が言いたいの?」
「もう1度説明して」
「そんな説明では分からないよ」
と言われ、どうすればもっと伝わるのか?と頭を抱えてしまいますよね💦
自分では説明している ‘つもり’ でも、目の前の相手には
それが ‘説明している’ ことに受け取られていない…悲しいですよね…。
改善策を2つお伝えします。
① そもそも何を言いたいのか、を最初に伝える(5秒以内で!)
② 時制と主語
① そもそも何を言いたいのか、を最初に伝える(5秒以内で!)
感情優先になってしまうと、「こんなことがあって、こうなって~」と
気分が興奮・高揚して思いつくままに話してしまいがち。
プライベートならまだOKだとしても
仕事でこのような伝え方になってしまっては、それは説明には値しません。
1度立ち止まりゆっくりと深呼吸。
その間に「自分が言いたいことは何?」「つまり何が言いたいの?」と
自問自答をしましょう。
その答えを5秒以内で相手に伝えること。
短く簡潔な方が相手に伝わります。
「今から先日の○○についてご相談させて下さい」
「A社との進捗状況についてお話します」
等のように。
コレ、とってもとってもとっても大事です!!
説明が下手な人は、最初の出だしで何となく分かります。
まずコレ、という最初の球がストレートに来れば
その球をしっかり受け止めることができます。
そう、シンプルに短く簡潔に。
② 時制と主語
説明する時、伝える時、大事なのに案外忘れがちなのが時制と主語。
それっていつのこと?それって誰のこと?
これらが抜けていると頭の中が整理できずこんがらがってしまいます。
時制を説明する時に大事なのが「数字を入れること」。
3年前、先週、などのように。
そして時間の流れに沿って説明することも当然大事。
併せて主語=動作主も忘れずに。
特に登場人物がたくさんいたり、相手が知らない人について話す時
相手の頭の中と自分の頭の中はイコールではない!と常に意識を払って下さい。
他にも色々と注意すべきことはありますが
最低でもこの2つは守って実践してみましょう。
相手の反応が変わりますよ(^_-)-☆
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次回もお楽しみに。