弊社では、主に中小企業、小規模企業の組織作りのサポートをさせていただいております。
企業の数だけドラマがあり、壁があり、感動があるなぁ、といつも感じておりますが、
そもそも組織とは何でしょうか?
一般的には
「目的を達成するために構成される仕組み」
と明記されています。
目的というのは企業やプロジェクト、部署ごとに異なるものです。
‘うちの会社の目的は○○です’
‘このプロジェクトの目的は◇◇である’
‘営業部の目的は△△ですね’
というように、まずは目的を言語化する→伝える→浸透させることが何よりも大切です。
同じ組織の中のAさんとBさんが理解している目的が異なっているのは×
トップやリーダーが目的を数回伝えただけで終わり、も×
全員が目的を理解し、声に出すことができ、それを軸とした行動をすることが必須です。
ところが、様々な企業に関わらせていただくと
「目的…多分伝わっていると思います。」
「月に1度の朝礼で言っているから大丈夫です。」
「みんな、理解しているはずですが…。」
というお声を非常によく耳にします。
それが事実であるならば、
「なぜ○○さんは勝手な行動を取るの!?」
「1人の勝手な判断がみんなの士気を下げる」
「情報の共有がこんなにもなされていないなんて…」
という状況には陥りにくいはず。
(「陥らない」ではなく「陥りにくい」ですね。)
そしてこれがお互いの不平・不満を助長し、組織不全や離職者の激増に
繋がってしまう可能性もあります。
そうならないように、
壁にぶつかったら/ぶつかりそうになったら「そもそも目的は?」
問題が起こったら/起こりそうになったら「そもそも目的は?」
社内の人間関係にズレが生じたら/生じそうになったら「そもそも目的は?」
と、状況を客観視するようにしましょう。
原点に立ち返ることで見えてくることは必ずあります。
状況があっという間に変わる、なんてことはないかもしれませんが
やるべきこと、やらなくても良いことの棲み分けのヒントが見えてくるかもしれません。
是非実践を(^^)/