ちょっとした言い方で相手からの印象は変わります。
「おはようございます」や「ありがとうございます」という
普段私たちが声に出している挨拶も
言い方次第で相手が「快」を感じるのか「不快」を感じるのか、が変わります。
一言一句同じことを声に出しても
・声の大きさ
・声のトーン
・口調
・表情
・態度
・身振り手振り
などで受ける印象ってこんなにも違うのか~と日々思います。
相手に好印象をも持ってもらう、少なくとも悪い印象を持たれないためには
言い方に気を付ける必要があります。
感情的になってつい口調が荒くなったり
自信がなくてボソボソ声になってしまったり
『自分のその時の気持ち』は自分が思っている以上に
表情や態度、口調となって表れるもの。
そしてそれを敏感に感じ取る方も少なくはない…。
口調に気を付けましょう、と言うのは簡単ですが
具体的にココに気を付けると良いですよ、という部分があり、
それが【語尾の言い方】です。
'終わり良ければ総て良し’ なんて言ったりしますが
プレゼンやスピーチでも
途中つまづいたり慌てたとしても
最後の締めや挨拶がしっかりしていると
その人やその話に対して好意的な印象を持つもの。
それと似ていますね。
文章の最後・語尾を伸ばす、短く切る、勢いよく言う、では
受ける印象が随分違ってきます。
文字では分かりにくいですが
「ありがとうございます」
「ありがとうございますぅ~」
「ありがとうございますっ」
の3つは語尾の言い方がそれぞれ違います。
語尾を伸ばすとやや幼い印象になるのでビジネスには不向き。
「ありがとうございますっ」と勢いよく切る場合は
元気良く切るのか冷たく言い放つように切るのかで
これまた相手が抱く印象も変わります。
とは言え、なかなか自分で自分が話す時の語尾の言い方なんて
把握しにくい💦
そこでおススメなのが自分が話す場面を録音すること。
あとで聞き返すと、
'あ~、この語尾の言い方はちょっと冷たかったな~'
'あれ?語尾がそもそも聞こえない…'
という風に何かしらの気づき・感想が出てきます。
私の知り合いは自分の部下に注意・指導をする際
必ずスマホでそのやり取りを録音し、
後から聞き返すそうです。
そして、自分のこの言い方は良くなかった、語尾の言い方がきつかった、など
反省をしているとのこと。
話し方を変えたいのであればまずは現状を把握すること。
学生時代も定期的にテストを受けることで
自分が今どのあたりに位置しているかを把握していましたよね。
それと同じ。
自分の声や話し方を聞くのは楽しいことではありませんが
現状を把握するためにも1度試す価値アリ、です♪