冷静な時や精神が安定している時は 自分の口から出る言葉も割と前向き。 ところが穏やかでない時には 自分の口から出る言葉も後ろ向きになったり攻撃的になったり…。 誰もが経験があることではないでしょうか。 「つい言ってしまった」 「あんなこと、言うべきじゃなかった」 と思っても後の祭り。 1度口から出た言葉を取り消すことはできません。 とは言えこのような後悔する言葉を発することを 少しでも減らすことができれば…。 この2つの方法を是非試してみて下さい♪ ① 言葉を発する10秒前から自分を俯瞰する ② ①の俯瞰開始と同時に呼吸を深く・ゆっくり行う 意識的にすることで 感情に流されずに言葉のコントロールができます。 ① 言葉を発する10秒前から自分を俯瞰する 他人のことは見えても自分のことは見えないもの― なんてよく言いますよね。 他人の言動に対してはアレコレ言うのに 自分の言動に関しては何も言えない…。 自分のことがよく見えていないんですね。 それならば、自分を俯瞰する練習をしましょう。 不用意な言葉を発するのには必ず理由があります。 誰かから何かを言われて不快感を感じつい言ってしまった、 というケースが比較的多いと思いますが 'どうも雰囲気が悪いなぁ' 'つい口走ってしまいそう' と感じたら、そこから自分の俯瞰を開始。 もう1人の自分がその場にいると仮定して そのもう1人の自分が自分自身を見ている、という感じです。 ② ①の俯瞰開始と同時に呼吸を深く・ゆっくり行う 不快感を感じそうになったら 落ち着いた呼吸をすることに意識を向けましょう。 「つい言ってしまった」 「あんなこと、言うべきじゃなかった」 と感じる言葉を発しているまさにその直前は 自分のことが客観視できておらず 呼吸が浅く・速くなっています。 その逆の呼吸を深く・ゆっくり行うことは 私たちの副交感神経を刺激して、 それがリラックスや落ち着きへと繋がっていきます。 穏やかではない会話の中で リラックスしたり落ち着くことはなかなかできませんが 少なくとも感情が爆発してしまう、 なんてことは避けられるはずです。 私は時々、自然の中に身を置くようにしています。 短気でイライラしがちなので(笑)、 呼吸を整えてゆったりとした気持ちを取り戻すために。 朝の比較的人が少ない時間に行くと 本当に静かでリラックスした時間を過ごすことができます。 「あ~、気持ち良いなぁ」 と声に出したり感じることで気持ちも穏やか・前向きに。 すると思考や言葉が前向きで丁寧になっていきます。 言葉は人を幸せにもするし不幸にもします。 自分が発する言葉、自分の周りの人が発する言葉、 どちらにも気を付けていきたいものです。