「スピーチをして下さい」
とお願いされたこと、ありますか?
今世の中は新型コロナウイルスの影響で
人が集まるイベントや会合等が中止・延期されています。
それに伴い、このような場でのスピーチの機会も比例して減っています。
代わりにWEB上での会議や講演・演説が増えましたね。
その対応ややり方に苦戦している人もいらっしゃるのではないでしょうか。
スピーチというほど大層なものではないにしても
画面に映る複数人に対する発信やその中での会話において
対面では感じなかったやりにくさやもどかしさを感じている人も
きっと多いことでしょう。
WEB上で何かを発信する際
「ここに気を付けると俄然伝わりやすくなりますよ」
というPOINTをお伝えします。
① 聴く側の態勢を確認する
② ひとり言は言わない
③ 目線に注意
① 聴く側の態勢を確認する
自分が話すべきことに意識を取られ過ぎないようにしましょう。
誰に何のために何を伝えるのか?です。
「何を伝えるのか?」ばかりに注意を向けている人、
実はとても多いんです。
いくら一生懸命話しても
聴いている人たちの準備が整っていなければ
伝わっていないのと同じです。
聴いている人たちがいてこそ、の発信です。
環境や機器の具合などを必ず確認して
ひと呼吸置いてから話すようにしましょう。
② ひとり言は言わない
「今、何と言った?」と聴いている人たちが思うような
ひとり言や呟きはNGです。
対面では流せる時もありますが
WEB上では通信環境が絡んできます。
『あれ?今の言葉、通信の不具合で聞き取れなかったかも。
でも、もう1度話してもらうのもなぁ…。』
と思う人がいるかもしれません。
ひとり言は心の中で。
発信する時はひと呼吸置いて、語尾まで言い切るようにしましょう。
③ 目線に注意
カメラを見る、聴いている人たちを見る、を交互に。
メモ書きや原稿を見るのはモチロンOKですが
目線がずっと下を向いていると声が聞こえにくくなります。
それがWEB上ですと余計に聞こえにくくなります。
実際に目の前に相手がいないからこそまるでいるかのように、
「あなたに向けて話していますよ」ということを
しっかり分かってもらうようにしましょう。
WEB上に限らず対面で発信する時と同じですね(笑)。
ただ、対面ではその場の雰囲気を感じることができて
それに応じてアドリブも利かせられます。
聴いている人たちの様子もWEB上に比べると圧倒的に分かりやすいですし。
WEB上での発信は
対面と比べるとインターネット環境や通信の状態によって
「反応が分かりにくい」
「声が聞こえにくい」等の
問題が起こりがち。
自分では操作できないことは仕方ありませんが
そうでないことは意識次第で変えられます。
貴重な時間を使ってのWEB会議、WEB講義。
聴いている人たちにどのように届いているか?に
もっと目を向けていきましょう。