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会話や雑談は考えてもムダ!?

2018.08.07

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コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆

大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。

 

 

会話が苦手です、雑談が苦手です、というお悩みを時々耳にします。

これはあくまでも私が感じることですが、

とても真面目で型通りに進むことを好む方が

比較的会話、特に雑談に対する苦手意識が高いような気がします。

 

雑談=「雑」という感じが入っていますからね。「雑」でイイんです。

でも「雑でイイ」と言われても一体何を話せば良いのか…。

そもそも「雑」って何?あまり良いイメージがないけれど…。

 

言葉の捉え方は実に人それぞれ。

「雑」の捉え方も「雑談」の捉え方も人によって違います。

それ以前に雑談を重視している人、仕事でもトークのほとんどが雑談、という人もいれば

雑談は一切しない、雑談をせずにすぐに本題に入る、という人もいます。

こうなると益々どうすれば良いか頭がこんがらがってきますよね💦

 

雑談は予め台本やシナリオが用意されていない、予測不可能な会話です。

正解も間違いも存在せず

捉え方や感じ方、解釈の仕方が違う―それだけなんです。

思わぬ方向に話が進んでいったり

意外と話が盛り上がらなかったり

蓋を開けてみなければ分かりません。

ただ1つ言えることは

 

 

 

【相手にできるだけ「快」を感じてもらう】

 

 

 

ことではないのかなぁと 😀

 

となると…雑談が逆に相手に「不快」を与えるのであれば必要ありません。

何でもかんでも相手目線になる必要はありませんが

会話に必ずいる’相手’がどうなのか?ということを考えると

コミュニケーションが円滑に進みやすくなります。

 

 

閑話休題。雑談に話を戻しましょう♪

 

 

雑談は「何を言うか」よりも

「何をどのように聴いて」「どのように反応するか」だと私は思います。

スピーチやプレゼンはどちらかと言うと一方的に話す立場。

準備してきたものを披露、発表することがまずは責務としてあります。

ですが、雑談となると、仮に準備してきたものを伝えたとしても

それに対して相手がどう反応してくるか、どう返してくるかなんて分かりません。

だから「考える」ことよりも「反応すること」や「切り返すこと」が必要なんです。

 

これらを磨くとイイことがたくさんあります。

 

・営業で本題に入る前に仲良くなれる

・お互いの共通点が見つかり話が弾む

・相手も自分も楽しい気持ちになれる

 

というような、実現すればその場限りではなく

その後の人間関係の継続にも大きく繋がる「イイこと」が現実のものになる可能性大、です 😛

それが営業成績UP、人脈拡大、精神的豊かさや安心、などに結果的に

きっと繋がっていくはず。

 

そのためにすべきことは【人と話すこと】。

できるだけたくさんの人と話すことで、色んな人との会話を経験できます。

話が盛り上がる人もいればそうでない人もいるでしょう。

そのような経験を通して会話や雑談のやり方や感覚を身に付けていくんです。

滑舌良く話す、流暢に話す、順序立てて話す、というのは単なるスキル。

スキルをいくら磨いてもそれを活かすことが出来なければ進展はありません。

 

考えず、いえ、考え過ぎず、会話も雑談もまずは自分から1歩踏み込むこと。

これなくして会話や雑談を楽しむことはできません。

正解も間違いもない、だからこそトライしてみましょう☆☆

 

 

 

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