コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
先月、初の北陸上陸を果たしてきました。何だか大げさですが(笑)。
福井県は鯖江市に行って来ました。
鯖江市と言えばメガネ👓
全国的にも有名なメガネの生産地ということで…
写真のクオリティーはさておき、鯖江駅には
「ここがメガネの街ですよ~」と言わんばかりのメガネモニュメントが。
今回の北陸上陸の目的はモチロンお仕事!
鯖江市内のとある高校生たちに、就職における面接対策の授業をさせて頂きました。
元気良くハキハキと話す、笑顔で好印象を持ってもらう―
高校生活を謳歌している学生たちにとって
社会人になることへの意識はまだ芽生えていないのかもしれませんが、
素直で賑やかで活発な高校生たちに囲まれ
あっという間の50分の授業は終わりました。
鯖江市ということでメガネを題材にして、そこから
【相手のこと、本当に見ていますか?】という流れにした今回のBlog。
運転免許取得や更新の際には、裸眼・矯正問わず
両目で0.7以上、かつ片目でそれぞれ0.3以上の視力が必要、とあるように
【見る】ことは安全・安心の向上のためには欠かせない行為。
そして、コミュニケーションにおいても非常に大事な行為です。
相手の表情を見て
‘何だか元気がないな~’ ‘焦っているのかも’ ‘眠たそう’ というように感じて
そしてその結果、かける言葉を考えたり次の行動を考えたりすることで
型通りのコミュニケーションではなく
相手のことを思いやったコミュニケーションができます。
以前こんなことがありました。
ある営業職の方と初めてお会いした時
その方は私の顔も見ずに、自社サービスについて一気に喋りまくりました。
20分くらい延々と。
その方の口から出てくる言葉にいくつか分からない言葉がありましたが
そんな私にはお構いなし、ひたすら喋りつづけること20分。
我慢できなくなった私はその方に
「私が○○さんのお話をどれくらい理解しているか、気にされてます?」
と質問しました。
するとその方は ‘えっ’ とフリーズしてしまいました。
その後は私の質問にも焦って回答することもできず
結局その方から何も得られずサヨナラという…。
決められたマニュアルを「読む」ことは難しくないでしょう。
「読む」ことと「会話をする」ことは違います。
会話をするということは、相手の表情を見て、相手の話を聴いて
どんな風にどんな言葉を発すれば良いかを考え、それを実行に移すことです。
読む行為にはあまり感情は入っていません。
そこに書かれている文字を音声にすれば良いだけですので。
でも、会話は違います。
相手にも自分にも感情もありますし状況だって考えだってあります。
それらを100%完全に理解して受け容れることは難しいにしても、
理解しようとする、受け容れようとすることは必要だと私は思います。
この世の中は人間関係で成り立っていますので(^^♪
私たちは1日中ず~~っと同じ表情で過ごすことはありません。
表情の変化や振り幅は人それぞれですが、
表情筋を多少なりとも動かし生活をしています。
その微細な変化を見て相手の状況や状態を想像したり感じること―
シンプルなことですが、案外出来ていないことでもあります。
顔つきや表情はその時の気持ちによって変化します。
コミュニケーションにおいて、もっと相手の表情を見て言葉をかけてみませんか?
相手の反応も自分の感覚も変わってきますよ、きっと(^^♪
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