こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
今日のテーマは
【心が温まる接客、から考えたこと】
先日オフィス近くのゆうちょに行きました。
窓口の女性がとても感じが良く好印象で、何だか心がほっこりして
自然と笑顔でゆうちょを後にしました。
「少々お待ち下さいね」
「そのピアス、かわいいですね~。私もそのつけ方マネしようかな」
など、嫌味がなく自然な笑顔で、’楽しそうに’ 話していた(接客をしていた)
その女性にとても好感を持ちました。
ゆうちょ内にいた時間は5分程度でしたが、この短い時間で
定額小為替と切手を買いに来ただけの私が
「よし、私も頑張ろう!」と思ったから不思議なものです(笑)。
笑顔で感じの良い接客だったのは言うまでもなく、私が惹かれたのは口調でした。
口調はとても丁寧、でもどこか無機質で機械的な印象を受ける―
このような話し方をする人、いますよね?
何でだろう?言い回しも丁寧で口調も丁寧なのになぜか違和感を感じる…。
嫌な感じはしないけれど、でも何だか違和感を感じる…。
単純に心がこもっていないだけなのか、文字だけを暗記して
流れ作業のようにそのセリフを口にしているのか。
心をこめて話す練習を積めばそれから脱却できるのか。
抑揚や緩急を少し大げさにつければ良いのか。
よく「人と接したり関わること」が好き・嫌いなんて言ったりしますが
それが関わっているのでしょうか?
答えは簡単に見つからないようです💦
話す ‘スキル’ というものは(接客 ‘スキル’ も含まれると私は思います。)
テクニックとして学び練習を重ねればある程度は身につきます。
声の出し方や語彙力、話の構成や抑揚や緩急の加減など。
そこに「心」「感情」「思いやり」などが上乗せされると
違和感がなく、自然に笑顔になったり自然に心が温まる話し方や接客が
できるようになるのでは、と思います。
「思います」と表現しているのはそれが正解ではなく、
あくまでも私個人の考え方だから。
感情抜きでも表現力に抜群に長けていたり
いわゆる演技力のようなものが人並み以上にあれば
相手を感動させたり相手の心を温かくする話し方や接客ができるのでしょうか?
とすると、やっぱり練習をとにかく積むことが必須?
やはり、答えは見つからないようですね(笑)。
私が感じたのは、
【自分の目の前にいる人の ‘良い’ と思えるところを
瞬時に見つけ出す能力のようなもの】
が無意識に働き、それが表面化されているのかも…ということ。
本人は気づいていないかもしれません。
無意識に、あるいはつい相手の欠点や嫌な部分にばかり目がいく人は
その相手の欠点などが呼び起こす「ちょっと嫌な感情・感覚」に
引っ張られ、知らぬ間に口調もつっけんどんになっていたりしているような気がします。
ほら、私たちってその時の感情によって表情も口調も変わりますから。
誰かと話す時、それが常に100%とまではいかないにしても
相手の良いところ、良いと思えるところに目がいく自分であれば
「ちょっと良い感情・感覚」に引っ張られ、知らぬ間に柔らかい口調
明るい口調になっていくような気がします。
テクニックも重要ですが、それに追加する必要があるものが何か?を
自覚していれば
自ずと話し方にもちょっとした変化が表れてきます☆
色々と考えるキッカケになりました。
この女性に感謝ですね(^^♪
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次回もお楽しみに。