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結婚式でスピーチを頼まれたら?

2018.03.20

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こんにちは。

コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆

 

 

結婚式でスピーチを頼まれたら?

 

 

「結婚式でのスピーチ」を経験したことのある人、これから経験する予定の人、

たくさんいらっしゃると思います。

おめでたい場だしよほどのヘマをしない限り大丈夫だろう…

と思っているアナタ。その考えを少し変えてみましょう。

 

先日ある女性がこのように言っていました。

 

「友人の結婚式に出席したんですが、友人の会社の上司のスピーチが正直下手で…。

ボソボソ声で何を言っているのか分かりにくかったし、

喋っては止まり原稿を取り出し、また喋っては止まり原稿を取り出し。

余計なお世話かもしれないけれど ‘何だか頼りないなぁ~’ と思っちゃいました。」

 

結婚式でのスピーチが下手でも仕事に大きな支障は出ないと思います。

ですが、たった数分のスピーチで新郎新婦やご親族、列席者が

涙を流したり過去の思い出に浸ったり

これからの新郎新婦の門出を心から祝う気持ちになったり、

何ものにも代え難い記憶として残っていきます。

 

せっかくの晴れ舞台、新郎新婦やご親族はもちろん、列席者にも感動を与えて

より素敵な空間になれば良いですよね。

 

結婚式でのスピーチのPOINTは…

 

 

① 最長3分間

② 会社紹介、会社説明にならないこと

③ 身内にしか分からないエピソードは控えめに

④ 原稿はなるべく見ない

 

 

① 最長3分間

 

あれもこれも言いたいことはあるのは分かりますが、目的はあくまでもお祝いのスピーチ。

アナタが主役でもなれけば、アナタの講演会でもありません。

3分を超えてしまうと私たちは『長い…』『まだ終わらないのかな…』と感じてしまいます。

盛り込み過ぎは止めましょう。

 

② 会社紹介、会社説明にならないこと

 

①に大きく関係しています。

新郎新婦が務めている会社の上司がスピーチをする、普段の仕事ぶりや頑張り具合を話す―

気づけば会社や事業の紹介や説明になっていること、意外とあります。

スポットを当てるべきはあくまでもその日の主役である新郎新婦。

人となりが分かるエピソードを1つ入れるのが良いですね。

 

③ 身内にしか分からないエピソードは控えめに

 

友人代表のスピーチ時に登壇する学生時代の友人。

青春真っ盛りの思い出深いエピソードを話す―のはOKですが

その時その場にいたメンバーだけが「そんなこともあった!」と盛り上がり

それが大半を占めるような内容は避けましょう。

それは2次会で話して下さい(笑)。

新郎新婦と列席者との関係は実に様々。

その場にいる人全員(全員でなくとも限りなく全員)が理解できる、

そして納得する、感動する、感激する、涙を流すようなエピソードが理想です。

仮に身内や一部の人にしか分からない内容でも

新郎新婦の人間性が上手~く伝わるような構成にすることです。

 

④ 原稿はなるべく見ない

 

原稿を見ることを否定しているわけではありません。

ですが、原稿を見るとどうしても「読んでいる」ように伝わってしまい

感動が伝わりにくくなってしまいます。

私たちの心からの思いは原稿を見なくとも、途中で詰まっても、

少し文章が「ん?」と思われても伝わるもの。

原稿を見ることで抑揚や余白(間)が削られ一本調子になりがち。

それを避けるためにも台本に頼り過ぎるのは止めましょう。

 

 

晴れ舞台、美しくカッコ良くキメたいですね!

 

 

結婚式でのスピーチトレーニングもさせて頂いております。

気になる方はご一報を(^^♪

 

 

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次回もお楽しみに。