こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
結婚式でスピーチを頼まれたら?
「結婚式でのスピーチ」を経験したことのある人、これから経験する予定の人、
たくさんいらっしゃると思います。
おめでたい場だしよほどのヘマをしない限り大丈夫だろう…
と思っているアナタ。その考えを少し変えてみましょう。
先日ある女性がこのように言っていました。
「友人の結婚式に出席したんですが、友人の会社の上司のスピーチが正直下手で…。
ボソボソ声で何を言っているのか分かりにくかったし、
喋っては止まり原稿を取り出し、また喋っては止まり原稿を取り出し。
余計なお世話かもしれないけれど ‘何だか頼りないなぁ~’ と思っちゃいました。」
結婚式でのスピーチが下手でも仕事に大きな支障は出ないと思います。
ですが、たった数分のスピーチで新郎新婦やご親族、列席者が
涙を流したり過去の思い出に浸ったり
これからの新郎新婦の門出を心から祝う気持ちになったり、
何ものにも代え難い記憶として残っていきます。
せっかくの晴れ舞台、新郎新婦やご親族はもちろん、列席者にも感動を与えて
より素敵な空間になれば良いですよね。
結婚式でのスピーチのPOINTは…
① 最長3分間
② 会社紹介、会社説明にならないこと
③ 身内にしか分からないエピソードは控えめに
④ 原稿はなるべく見ない
① 最長3分間
あれもこれも言いたいことはあるのは分かりますが、目的はあくまでもお祝いのスピーチ。
アナタが主役でもなれけば、アナタの講演会でもありません。
3分を超えてしまうと私たちは『長い…』『まだ終わらないのかな…』と感じてしまいます。
盛り込み過ぎは止めましょう。
② 会社紹介、会社説明にならないこと
①に大きく関係しています。
新郎新婦が務めている会社の上司がスピーチをする、普段の仕事ぶりや頑張り具合を話す―
気づけば会社や事業の紹介や説明になっていること、意外とあります。
スポットを当てるべきはあくまでもその日の主役である新郎新婦。
人となりが分かるエピソードを1つ入れるのが良いですね。
③ 身内にしか分からないエピソードは控えめに
友人代表のスピーチ時に登壇する学生時代の友人。
青春真っ盛りの思い出深いエピソードを話す―のはOKですが
その時その場にいたメンバーだけが「そんなこともあった!」と盛り上がり
それが大半を占めるような内容は避けましょう。
それは2次会で話して下さい(笑)。
新郎新婦と列席者との関係は実に様々。
その場にいる人全員(全員でなくとも限りなく全員)が理解できる、
そして納得する、感動する、感激する、涙を流すようなエピソードが理想です。
仮に身内や一部の人にしか分からない内容でも
新郎新婦の人間性が上手~く伝わるような構成にすることです。
④ 原稿はなるべく見ない
原稿を見ることを否定しているわけではありません。
ですが、原稿を見るとどうしても「読んでいる」ように伝わってしまい
感動が伝わりにくくなってしまいます。
私たちの心からの思いは原稿を見なくとも、途中で詰まっても、
少し文章が「ん?」と思われても伝わるもの。
原稿を見ることで抑揚や余白(間)が削られ一本調子になりがち。
それを避けるためにも台本に頼り過ぎるのは止めましょう。
晴れ舞台、美しくカッコ良くキメたいですね!
結婚式でのスピーチトレーニングもさせて頂いております。
気になる方はご一報を(^^♪
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次回もお楽しみに。