こんにちは。
コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
プレゼンで緊張せずに上手く話すためには?
① 準備をしっかりと行う
② 練習をたくさん行う
③ 緊張はするもの、と割り切る
④ 「見られている」を「見る」に変える
⑤ 時間を気にする
とてもシンプルなことですが、
アナウンサーや役者などのほとんどが行っていることです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
① 準備をしっかりと行う
当たり前のことですね(笑)。
もしアナタが3か月後にTOEICの試験を受けると仮定します。
それに向けて勉強しますよね?
それも闇雲に勉強するのではなく、「TOEIC対策」なるものをするのではないでしょうか?
また、アナタが苦手な分野―例えば長文読解、リスニング、文法…
などを’重点的に’ ‘戦略的に’勉強するはず。
それと全く同じなんです。
プレゼンの日程に合わせて準備をする。準備不足は最も緊張を招く要因。
1カ月後の3月13日がプレゼンの日であれば、そこから逆算して
1週間前までにはスライドを完成、そこから練習をして3日前までにはトークも完成…
という風に。
② 練習をたくさん行う
準備が出来ていれば練習の時間を確保できます。
あくまでも準備が完了した時とプレゼン本番までに練習時間があれば、ですが。
準備不足と練習不足が最も緊張を招きます💦
③ 緊張はするもの、と割り切る
あれ?「緊張せずに」ではなかったの?
―結論を言いますと、緊張はするもの。なぜなら感覚だから。
動作は操作できますが、感覚や感情を操作することは難しいんです。
例えば「手を挙げて下さい」と言われたら…挙げることができます。
手を挙げるという「動作」を「手を挙げて」という指示に対して行う、こういうこと。
ですが、「○○さんを好きになって」という指示を受けても
嫌いな人を好きになるという「感情・感覚」を持つことはなかなか出来ません。
それと同じ。
自分だけがやたらと緊張すると思っている方が多いですが、緊張はアナタも私もします。
そして何より、緊張することは悪いことではありません!
「緊張せずに上手く話そう」→「緊張するけれど上手く話そう」と思う方が
よっぽど気が楽になりませんか?
④ 「見られている」を「見る」に変える
緊張する理由の最たるもの―見られているから。
アナタがある講演を聴きに行ったとします。
講演を聴いている間は「見る」側なので特に緊張はしません。
ですが、講演中にいきなり「そこのアナタ」と指名されて立ち上がることになれば
「見る」側から「見られる」側に変わり、その瞬間に一気に心臓の鼓動が速くなります。
見られる→何らかの評価をされている―私たちは評価されるのも恐れる生き物です。
これを活用しましょう。
「見る」んです。聴き手の皆さんを。
と言っても一度に皆さんの目を見ることは出来ません。
私たちの目は2つしかありませんから。
聴いている人の中の誰か1人に対して話すんです。
1対1の会話、というイメージで話すと緊張も少し減り上手く話せる気がしてくるから不思議。
⑤ 時間を気にする
時間を気にすれば逆に緊張してしまうのでは?
いいえ、気にして下さい(笑)。時間は有限ですから。
POINTは小分けすること。
20分間のプレゼンを5つに分けてみましょう。
2分間:自己紹介とプレゼンの趣旨や目的
3分間:導入
10分間:本編
3分間:〆
2分間:質問や余白
のように。
NGなのは時間管理を全くせずにシナリオ通りに話してしまうこと。
「自分が話す」ことだけに意識が向いてしまい、聴いている人がついてきているか?
に注意を払わないということは余裕がないこととイコール。
余裕がないということは緊張や焦りなどがあるわけで、
その状態で上手く話せるはずがありません。
いかがでしょう?
年間300日以上のテレビ・ラジオの生放送に出演していた私も未だに緊張します。
する時はします(笑)。
緊張することは決して悪いことでも何でもありません!
大事なのは
【緊張することにとらわれずに聴いている人たちのために上手く話す】
こと。
ここで言う「上手く」とは滑舌良く流暢に…ということではなく、
聴いている人たちに「上手く伝わるように」話すということです。
プレゼンには必ず聴いている人たちがいますからね、それを忘れちゃあいけません。
私が伝えたいことは
✔ 緊張はするもの
✔ 準備と練習は緊張を減らすことに繋がる
✔ 聴いている人を見て注意を払う
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次回もお楽しみに。