今日で9月も終わりです。
今年も残すところあと3ヶ月。
朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
こんな時に体調を崩しやすいんですよね。
どうぞお気を付け下さい。
スピーチ、プレゼンテーション、コミュニケーションにおける話し方の指導が生業の私です。
ですので、人が話す時の表情や声、口癖、言い回しなどなど、それはそれはもうあらゆるところが気になるんです。
色々な方が集まる交流会でのスピーチ、セミナー、講演など、口うるさい姑さんばりに(笑)、チェックしてしまいます。
そんな中私がとてもとても気になる言い回しがあります。
それは…
『~だと思います』
の連発。
「今から○○について説明したいと思います」
「先月の売り上げについて報告したいと思います」
「この部分は特に大事なので、しっかりと頭に入れて欲しいと思います」
う~ん、思い過ぎじゃない??
私も「~だと思います」という言い回しは使います。
ただ連発し過ぎると信用性をなくしかねません。
あれ?それってあやふやなの?と思われても仕方がないですよね。
なぜ「~だと思います」という言い回しを連発してしまうかと言いますと、
・単純に知識、情報不足
⇒きちんと調べましょう。それだけ。
・自信のなさの表れ
⇒何かを質問されたり突っ込まれるのを恐れ防衛している状態です。
対処法としては「目線」。
聴き手の誰か1人に焦点を定め、もっと言うとその人の片方の目だけを集中して見る。
私たち人間は目線が定まっていないと気持ちもフワフワしてしまう生き物です。
目線をしっかりと定め、そして1度に両目を見るよりも片目を集中してみると更に気持ちがグッと固まります。
人前で話すチャンスをもらい、それがキッカケで広い世界に羽ばたいて行った方は決して少なくはありません。
SNSが発達しAIが台頭してきた現代。
情報交換や提供はこれらがやってくれますが、心と心の通った交流や伝達は私たち人間にしかできません。
心の底から湧き上がる興奮はその場の空気で作られるもの。
それを自ら作り発していく―このスキルはこれからの時代に必要不可欠だと思うんです。
話し方を変えれば人生は変わるんです、本当に。
あなたのスピーチで、プレゼンテーションで、コミュニケーションで、世界を変えましょう。