スピーチ、プレゼンテーション―人前に立って話す時のほんの3秒。
この3秒が驚くほどの効果をもたらしてくれます。
3秒間は黙る。
但し、ただ黙るのではなく、気を付けるべきはココ。
『アイコンタクト』
聴き手と目を合わせること。
それもただ目を合わせるのではなく、‘眼差し’を意識する。
「今から皆さんに心を込めてお話をします。」
「全身全霊でお話します。」
という気持ちで臨むこと。
登壇前にこのような気持ちを持ち、プラス身体を動かして自分を大きく見せるポーズをとること。
そしてその後登壇してからもその‘眼差し’を忘れずに。
目の周りの筋肉を鍛えることも当然必要ですが、気持ちを持ち呼吸を深くすること。
眼施(がんせ)という仏教用語があります。
優しい眼差しで人に接し、人に暖かみを与えるという意味です。
1度目を閉じて深い呼吸を10回ほど繰り返し、そしてゆっくり目を開けてみて下さい。
心が穏やかになって目にも優しさが宿ります。
そして登壇したら3秒間、その眼差しで聴き手を見回して下さい。
優しさと余裕が聴き手に伝わり、心を落ち着けて話し始めることが出来ます。
かつ、あえて3秒間言葉を発さないことで「大物感」もプラスされて伝わることでしょう。
スピーチもプレゼンテーションも、やってみないことには永遠に身につきません。
近々に人前で話す機会がある方。
チャンスです。