言い方ひとつ、言葉の並べ方ひとつで
随分と相手に与える印象が変わってきます。
私の生徒さんの多くは、スピーチやプレゼンテーションなどにおける
・伝え方
・表現の仕方
についてお悩みを持っており、それに対してどう改善していけば良いか、私と一緒に取り組んで頂いています。
「今日は○○についてお話します。
1番伝えたいことは△△です。
そう思うのは□□だからです。」
のような、「~です」「~ます」という語尾が続くと、まるで小学生の作文のように受け取られてしまいがちです。
単調な文が続くだけなので、なかなか印象に残らない。
人の心を打つ文章ではありませんね。言い方にもよりますが…。
私がセミナーや研修などで使っている、単調にならない言い方として
・体言止め
・「 」のセリフ
・倒置法
があります。
平叙文に色をつける、といったところでしょうか。
私たちが飽きるのは、変化がないから。
調査によりますと、子供は3分以上同じ映像が続くと飽きてしまうそうです。
アニメ・『セサミストリート』では、3分間同じ映像や同じシーンが続かないように切り替えていると言われています。
大人は子供よりも飽きっぽさはないかもしれませんが、それでも単調な話や言い方が続くと眠たくなってしまいますよね。
印象に残るどころの話ではありません。
×:私は××と言われてショックでした。
○:私にとってショック以外の何物でもありませんでした…××という言葉が。
うんうん、全然違いますよね。
後者の方が、よりショック度の高さが伺えますよね。
私が繰り返し読んでいる本に
『伝え方が9割』という本があります。(著者:佐々木圭一)
言い方ひとつ、表現の仕方ひとつ変えるだけで、アナタの想いがグッと相手に伝わります。
そして、それが相手の心を揺さぶったり、相手を行動に駆り立てたり、人生を変えることにだってなりうるんです。
変えてみましょう、想いの伝え方を—。