先日、近所のスーパーで買い物をしました。
お会計を済ませ袋に買った商品を詰めていると、2つ隣のレジから何やら怒り狂ったおじさんの声が…。
ふと見てみると70代とおぼしき男性が、レジの若い女性に詰め寄っていました。
その男性が何を言っているのか聴き取れませんでしたし、どのようなやり取りからその男性が怒ったのかも分かりません。
ですが、とにかくその男性はかなりお怒りのご様子。
途切れ途切れに聴こえてきた言葉に耳を傾けると、どうやら政治に対しての文句をレジの女性に言っていました。
「え?それをその女性に言う??」
どのようなやり取りが2人の間にあったかは分かりませんが、スーパーのいちレジの女性が政治に対しての怒りをかうようなことを言うとは到底思えません。
その女性(20代半ばかな?)は表情も引きつって泣きそうな顔をしていました。
私は時間もあまりなくすぐにその場を離れたのですが、何やら後味の悪い買い物となってしまいました。
「お客様は神様」なんて世間一般では言われていますが、神様でも何でもないですからね。普通の人間ですから。
モチロン丁寧におもてなしの心で接客することは基本中の基本です。
でも、このようにワケの分からないことを言ってくる人にはきちんとした対処が必要です。
店長を呼んで来て説教してもらいましょう(笑)。まぁ、それは厳しいとしてもこの女性が泣いて謝る必要なんてないですよね。何も悪いことなんてしていないですし。
接客研修をさせて頂くこともあるのですが、全てのお客さんに対して頭を下げる必要はないのでは?と私は考えています。
ごくたまに自分の機嫌が悪いというだけで、店員さんに八つ当たりしてくる人っているんです。残念ながら。
その時の状況にもよりますが、そんなに卑屈にならなくても…と思います。
攻撃したり無理矢理口論に持ち込む必要はありませんが、さすがに「??」ということを言ってくるようであれば、それなりの対応が必要でしょう。
世の中の人全員に好かれるなんて無理です。
接客もコミュニケーションも、自分の軸を持ってやっていきましょう。
*写真はスーパーで買ったお菓子。