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コミュニケーション

相手の言葉を感情に流されずによく聴いてみると気づくことがある

2021.05.14

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誰かから何かを言われてイラっとしたり落ち込んだりした経験、
どなたにでもあると思います。
モチロン私にもあります。
私は今でこそそれなりに穏やかに過ごしていますが(多分…w)
以前は言われたことに対してすぐにイラっとしたり落ち込んだり
感情の起伏がかなり激しかったなぁ、と思います。

私たちは感情の生き物です。
イラっとしたり悲しい気持ちになったり落ち込んだり、
嬉しい気持ちになったりテンションが上がったり…
ごく自然なことですし、その感情を大切にすることが
自己肯定や自己承認に繋がるのではないかとも感じます。

とは言っても、誰かから言われた言葉に対して
モヤモヤしたり負の感情・感覚をずっと持ち続けるのは
できれば避けたいですよね。
それが続けば目の前のことを楽しめなかったり
注意力や集中力も散漫になってしまいますし…💦

そこで私自身が行っている、そしておススメの対処法を。

① 自分の感情を認識・把握する
② 自分の感情を認める
③ 相手から言われた言葉を思い出す
④ 相手が言った言葉を掘り下げる
⑤ 「なるほど」と声に出して終了

①&②
自分が感じたことは自分の本音。
「ここで○○だと感じたらダメ」なんてことはありません。
「私、××さんからこんな風に言われてイラっとした」
「昨日言われたことを今日も気にしているなぁ…」
ということを把握して認めましょう。

③&④
少し気持ちが落ち着いたらその言葉を振り返りましょう。
POINTは『気持ちが落ち着いてから』。
感情に流されないようにすることで相手が何を望んでいたのか、が少し見えてきます。

例えば、自分がこれから挑戦しようとしていることについて
「絶対上手くいかないよ。××さんも△△さんも上手くいっていなかったみたい。」
と言われた時。
良い気はしないですよね。
この言葉に対して怒る、落ち込む、自信をなくす…というような感情を持つのはOK。
気持ちが落ち着いたら、
『あの人は何を望んでいたのか?』を考えてみます。
「他の人を例に出すということは上手くいく人を増やしたくないのかな」
「根拠がないし、ただ他の人や私の邪魔をしたいだけなのかな」
―モチロン本当のところは分かりません。
ですが、

何かを言うということは意識的にも無意識的にも意味や目的があるから。

それを掘り下げる習慣をつけることで
思考力が磨かれたり、思慮深くなったり、言葉に対しての意識が高まったり、
悪いことはありません。
メールなどの文章でも同じですね。

そして自分なりに区切りがついたり腑に落ちたら
「なるほど」と声に出しましょう。
声に出すことで自分の頭が一旦ある程度納得をしてくれます。
こうすることでモヤモヤや怒り、落ち込みや自信の無さを
ずっと引きずることもなくなります。

まずは、実践してみること。
自分の感情を大切にしながら、落ち着いて掘り下げる習慣を
身につけていきましょう。