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コミュニケーション

大阪府内にて90分のコミュニケーション研修を実施

2021.04.02

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昨日、お世話になっている方が経営されている会社の方々に向けて
「コミュニケーション研修」を実施しました。

実施したのは業務後の19時過ぎから。
20名弱の方々にお集まりいただき
感染対策も万全に行った上での研修でした。


研修内容はごく基本的なものでしたが
何事も基本って本当に大切だなぁ、とつくづく感じます。
コミュニケーションの基本―『聴く・伝える』ことの大切さと
その効果的な方法を、ワークも交えてお話しました。

私たちは日々色々な人とコミュニケーションを取っています。
スピーチやプレゼンテーションにおいては
伝える時の滑舌や声の大きさや聴き取りやすさ、話の構成などに
充分意識を向ける必要があります。
ですが、コミュニケーションにおいてはそれよりも

【目の前の相手の話を聴く・受け止める】

ことの方が大切です。

私たちは誰しもが
・自分の話を聴いて欲しい
・自分のことを理解して欲しい
・自分のことを認めてほしい
と思っています。
モチロン私も。

コミュニケーションにおいて自分の中の「~して欲しい」を優先させて
目の前の相手の「~して欲しい」を無視したり受け取ろうとしなければ
相手は不快感を抱きます。
するとその相手は'もう話したくない' 'もう会いたくない'と感じるでしょう。
それが続くと円滑なコミュニケーションは取りにくくなりますし
信頼関係の構築どころではありません。

例え自分と180℃真逆の考えや意見だとしても
まずは

「そうなんだ~」
「へぇ~」
「なるほど」
「ふむふむ」

と受け取ること。
その後、話の流れによって質問したり自分の意見を言ったりすればOK。
案外シンプルです。

と、頭では理解していてもこのように素直に受け取ることができない―
ありますよね。
私も人間なのでこのようなこと、あります。
そして振り返って反省をして原因を自分なりに探します。
大抵自分に余裕が無い時に受け取ることができない、ですね。
時間に追われて焦っていたり
何だかイライラソワソワしている時など。
そんな時は一旦その場を離れて深呼吸をしたり
肩を回したり伸びをするなどリセットをするようにしています。
そうすると幾分気持ちが落ち着きます(^^♪

人それぞれ考え方も価値観も違います。
違って当然です。

それを認めて受け取って、その上で自分の意見や考えを
相手が感じ良く受け取ってくれるように伝える―
遥か昔から人間が抱えている人間関係の悩みの改善法は
とてもシンプルなのです。

今回声をかけて下さった社長、受講して下さった皆様には
本当に感謝しています。

ありがとうございました!