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コミュニケーション

質問の練習ってどうすれば良いの?

2021.02.26

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コミュニケーションにおいて
【質問すること】の大切さを今まで何度か
こちらのBlogにUPしてきました。

私たち人間は話したい生き物。
自分が話したことを目の前の相手が聴いてくれて
共感したり褒めてくれれば更に嬉しくなって
もっともっと話したいと思います。
ほとんどの方が経験があるのではないでしょうか。

目の前の相手と良好な人間関係を築きたいのであれば
少し壊れかかっている相手との関係性を修復したいのであれば

自分が話す < 相手が話す

を自分から主体的にしていきましょう。
そして相手の話を否定・批判・非難せずにまずは受け取る―
これを習慣にすることです。

自分が何かを言って相手の考えを変えることに注力しても
それは相手の意見や考えを無視していることに近いです。
まずは相手の意見や考えを聴いて
それをしっかり受け止めて
その上で自分の意見や考えを伝えたり
流れによっては更に質問を続けたりすること。

『相手に質問をして話してもらう場面を作る』

これを実行していけば
必ずと言って良いほど相手との関係性は変わっていきます。

と、ここまでは頭では「なるほど」と理解できても
その「質問をする」ことについていろいろと疑問が湧いてきます。

・質問ってどうやって練習すれば良いのか?
・相手の意見や考えを受け止めることって1人では無理ですよね?

など。

確かに発声練習やプレゼンの事前練習は1人でもできますが
「質問の練習」を1人でどのようにすれば良いのか…。

私自身が実行していてちょっと人には見せられない練習を(笑)
お伝えしますね。

【1人2役で質問する側とされる側を演じる】

です。

何やってるの?という感じですが、これが案外効果的。

A:「昨日の○○部長の態度についてどう思う?」
B:「あの態度はちょっとなぁ…みんなも呆れていたと思う」
A:「だよね?どうすれば良かったんだろう?」
B:「あの時もう少し××さんのことを考えて発言すべきだったね」
A:「なるほど…そうか…私は××さんより△△さんに対しての態度が問題だと思う」

というようなやり取りを1人2役で実践してみましょう。

どちらも自分なので質問も回答も自分で決めることができます。
なので内容そのものに意識を向け過ぎなくてOKです。
大切なのは

「なるほど」「そうか」などの言葉を声に出して
相手を受け止めること。
ここでは相手と言ってもそれは自分自身ではありますが…。

もう少し臨場感を出したいのであれば
立ち位置変えて、Aさんが話す時とBさんが話す時と
場所を変えてみるのも良いかもしれません。

1人でもコミュニケーションの練習はできます。
限界はありますし「何コレ?」と思ってしまうものもありますが(笑)、
頭の中で色々考えこむより
1人でも良いのでまずは実践してみる!

その積み重ねが実際のコミュニケーションの場面で
役に立つことが必ず、必ずあります。

ご自分のペースで面白おかしく実践してみて下さいね。