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コミュニケーション

目線と間の関係性。

2020.11.18

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相手に伝わる話し方の重要なPOINTとして
【目線と間】が挙げられます。
言語コミュニケーション、非言語的コミュニケーションのうちの
非言語的コミュニケーションですね。

*言語コミュニケーション=話の内容、構成など言葉そのもの
*非言語的コミュニケーション=表情、姿勢、態度、口調、声の大きさなど

ハキハキと相手に聴き取りやすい声で
あまり関係のないことを言わず簡潔に論理的に伝える―
これに【目線と間】をプラスすると
説得力を持たせることができます。

なぜでしょうか。

まずは目線。

私たちは話をしている時や聴いている時、
目と目が合うことで
「自分に対して話してくれている」
「自分の話をちゃんと聴いてくれている」
などのような安心感や信頼感を感じやすくなります。

逆の目と目が合わない状態ですと
「後ろめたいことがあるのかな」
「面と向かって話せないのかな」
「私の話を聴いているのかな」
と疑ったり不安になったりしやすいもの。

それだけ目線が相手に与える影響は大きいもの。
プラス'目つき'も関係してきますね。

そして間。

言葉を発さない、この'間'から
私たちは色々なことを感じるもの。

流暢に話をしていた人の話が止まり数秒間の間があると
「あれ?どうしたんだろう?」
と思い、ついその人を見ますよね。

誰かに自分の辛かったことを話した時
相手が言葉を発さずにただ側で寄り添ってくれると
その'間'が有難く、身に染みる時もありますよね。

状況によって「言葉を発さずに間を取る」ことが
プラスに作用すること、案外あるんです。

そこで、目線と間を上手に使った相手に伝わる話し方。

・言いたいこと重要なことを声に出す前にあえて間を取る
・間を取ることで相手の注意をこちらに向ける
・相手の注意が自分に向いたところでしっかりと目を見て言葉を発する
・言い終わった後も相手の目を見たまま間を取る

これを恥ずかしがらずに堂々とやり切る!

これをすることによって
この重要なことが相手に印象深く残りやすくなります。
非言語的コミュニケーションにかなり意識を向けた伝え方ですね。

これに
・声の大きさやトーン
・話す速さ
の工夫をプラスすることで、伝わり度は更に増します。

最初から最後まで棒読み
ずっと抑揚もメリハリもない話し方
ただ字面を追っているだけの話し方
は相手の頭にも心にも印象に残りにくいもの。

自分の伝えたいことがなかなか相手に伝わらない…と思う方は
非言語的コミュニケーションに意識を向けてみて下さい。