BLOG

Blog

「厚底シューズで結果を出す?」新入社員。

2020.04.13

BLOG

4月も中盤に差し掛かろうとしています。
新型コロナウイルスの影響で、
お仕事や生活に不安や恐怖を抱いている人、
きっとたくさんいらっしゃることでしょう。

今できることをしっかり認識して、行動に移し、
その中で楽しさや幸せを感じていきましょう。


そんな中大変有難いことに
企業の新入社員研修をさせて頂きました。

4月2週目までで数社の新入社員の皆さんと
学びの時間を過ごすことができました。
心よりお礼申し上げます。


毎年4月上旬になると産労総合研究所が
「今年の新入社員のタイプ」を発表します。

https://www.e-sanro.net/share/pdf/research/pr_2003.pdf

2020年度の新入社員の傾向は

【結果が出せる?厚底シューズタイプ】

だそうです。

詳しい説明は上記の産労総合研究所のURLを
Clickしてご覧下さい。

ここでは私自身が感じてることを…。

私たちは環境に影響を強く受けます。
今年の新入社員の皆さんが育ってきた環境を
まずは考えて想像してみて下さい。

インターネットを使うことが当たり前の環境で育ち
知らないことや分からないことは
すぐに検索して知ることができる。
コミュニケーションツールにはSNSが君臨し
会ったこともない人とすぐに繋がることができる。

例えば私のように、社会人になった後に
このような環境に足を入れた場合と
新入社員の皆さんのように
学生時代から既にこのような環境にいる場合の
違いを調べたり想像することは非常に大事です。

新入社員にはビジネスマナーや基礎知識を身に付けさせる―
当然大事なことです。
その方法を新入社員の皆さんが育ってきた環境を元に
作り上げていく必要があると思います。

例えば、オンラインゲームを使っても良いでしょうし
架空のSNSの投稿事例を出して
この投稿にどんなコメントをする?というワークも
効果的かもしれません。

ただ教える、指導する、のではなく
教える、指導する内容自体は変えずに
「吸収力が高まるにはどうすれば良いか?」
を考えていく必要があります。

講師としてはそのようなことを考えるのが
楽しく、また時には頭を悩ませたりするものです。

ただ、講師として新入社員の皆さんと関わるのは
わずかな時間だけ。
その後は先輩や上司の指導を受けながら
新入社員の皆さんは成長していきます。

https://www.e-sanro.net/share/pdf/research/pr_2003.pdf

こちらにも書かれていますが

・自分を成長させてくれる職場
・居心地の良い職場

を理想とする新入社員が多いようです。

' 仕事に居心地の良さなんか要らない! ' という意見をお持ちの方も
いらっしゃると思いますが
企業のそもそもの存在理由や目的を見つめ直せば
やはり

「人を育てること」「人を動かすこと」

に力を注ぐべきでしょう。

今は新型コロナウイルスの影響で
予定していた新入社員の育成が出来ていない企業も
たくさんあると思います。

が、やはり人。
何と言っても人。
人を育てるには、相手の背景を知り
愛を持って育てること。

これに尽きます♪