コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆
大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。
最近周りからよく訊かれること。
「なるほど～、って言ってもいいんですか？」
「なるほど～、と言われると何だかイラッとします。言わない方が良いですよね？」
正解はありません。
人それぞれ受け取り方も感じ方も違います。
「なるほど～」という反応を聴いて何も思わない人もいれば
イラッとくる人だっています。
絶対的な正解はコミュニケーションにおいて存在しませんが
私の周りには「なるほど～」という反応に否定的な感情を持っている人が割といます。
特に自分より年齢が下の人から言われるとイラッとくる人が多いようで…。
コミュニケーションは双方向のやり取りで成り立っています。
自分が言ったことが相手を傷つけたり不快な思いをさせるのであれば
素直に謝ったり改めて、出来るだけお互いが気持ちの良いコミュニケーションをとりたいもの。
「なるほど～」は受け手側が気持ちの良い感覚を抱くことが少ないようです。
モチロン全ての人に当てはまるわけではありませんが。
『言わない方が無難』という解釈をして、「なるほど～」の代わりの言い回しを
いくつか持っておくようにしましょう。
「なるほど～」は理解、納得の意味。
それに代わる表現にはどのようなものがあるでしょうか？
「へぇ～」
「そうなんですね～」
「ふ～ん」
あたりはいかがでしょう？
受け手側の印象も多少は変わると思いますが
これまた人それぞれですからね、絶対的な正解かと言われるとそうではありません。
ただ、これまた私の個人的な統計ですが
「なるほど～」と言われるよりもこれらの反応をされる方が不快感はだいぶ減るようです。
難しいですね…💦
相槌などの反応1つをとっても快・不快があり、
目の前の相手が実際にどう感じているかなんていちいち分かりません。
それでも人とのコミュニケーションを避けて生きていくことは出来ませんし
お互いが歩み寄れるように工夫していく必要があります。
自分自身のコミュニケーションのとり方を客観視することなんて
そう簡単には出来ないもの。
それでも自分が発している言葉に意識を向けて
「あ、今○○と言った」
「また××という言葉を言った」
という風に、発した後でも良いので ‘ 気づき ‘ を得ていきましょう。
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