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質問力を身に付けることはたやすいことではない!?

2018.08.15

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コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆

大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。

 

 

8月も折り返し地点。まだまだ暑い日が続いています。

今日は昨日の続き、「質問」について。

私はコミュニケーションスキルには3つあると考えています。

 

① 伝える力

② 聴く力

③ 質問する力

 

その中でも最も難しく、最もセンスが問われるのが質問力。

なぜでしょう?

 

それは、アンテナの張り方や張り具合、視点の向け方など○○を鍛えればOK、

と簡単に済むものではないから。

 

何について質問すれば本音を引き出せるか?

どこまで聴いて掘り下げれば相手のNG領域に踏み込まないことになるのか?

どの切り口から質問をすれば良いのか?

 

など、テクニックよりも失敗経験や感覚がものを言うのが質問力。

私はそう思います。

 

 

よく聞く「5W1H」は、それを質問することを習慣化すれば出来るようになります。

極端に言うと相手に

・いつ

・誰

・どこ

・何

・なぜ

・どのように

の質問を投げかければOKなので。

でも、会話はここで終わりではありません。

質問をすれば必ず相手から答えが返ってきます。

その答えは自分の予想外の内容かもしれませんし

ましてや自分でコントロール出来るものではありません。

その答えに対してどう反応するか、どう返すか、に対して

正解があるはずがなく、ここもまた経験や感覚やセンスが問われるところでもあります。

 

5W1Hの質問を「する」ことは回数を重ねれば出来るようになりますが

その答えに反応したり、更なる質問を投げかけるためのトレーニングは

無いに等しいのかもしれません。

たくさんの人と会話をして、たくさんの人の反応の仕方や切り返しの方法や

次の質問の仕方や内容、切り込み方などを自分の目で見て耳で聴く。

そしてそれを実践する―繰り返す。

これの積み重ねが質問力を身に付ける最良の方法かも?

 

短期間で質問力が劇的に身につくなんてことはありません。

私たちには感情があります。

感情や状態は日々異なりますし、その時々に合わせて質問も変えていかなければ

相手と会話のキャッチボールは出来ません。

出来ないということは自分の言いたいことが伝わなかったり

相手の話を素直にキャッチ出来ないということ。

ストレスも溜まりますし効率も悪くなります。

 

感覚、センスという実体のないものが身についたかどうかを

感じるのは自分では難しいもの。

周りの反応が大きな基準です。

その反応を目から耳から、逃さないようにしましょう(^^♪

 

 

 

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