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緊張を自分でコントロールしてみる。

2018.06.11

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コミュニケーション・スピーチトレーナーの加藤あやです☆

大阪にオフィスを構え、話し方の指導を法人・個人向けにさせて頂いています。

 

先週末、お世話になっている方からのご紹介で

社会人2年目の女性のマンツーマントレーニングをさせて頂きました。

人前で話す機会が多く、周りから声の小ささを指摘されているとのこと。

ご本人曰く、

 

✓ 声が小さい

✓ 緊張する

✓ 人見知りをする

✓ あまりコミュニケーションが得意ではない

 

とのこと。

 

私の彼女に対する印象も、控えめで遠慮がち。

1度のトレーニング(2時間)でどれだけ心を開いてくれるか、

どれだけ通りやすく響きやすい声が出るようになるか、

いつもの如く、動画撮影を何度か行い比較しました。

 

緊張をコントロールするのは簡単ではありません。

自分でコントロールできる動作(手を上に挙げる、背伸びをする、など)に関しては

単純に動かせばOK。

それに対し、自分でコントロールできないもの(発汗、体温の上下、緊張など)に

私たちはよく悩まされます。

 

汗を自分で抑えることはできません。

涼しい場所に行く、うちわで扇ぐ…などのような外からの力に頼りそれを抑えようとします。

体温もそうですね。

高熱が出ても自分の力や意思だけで瞬時にそれを下げることはできません。

病院に行って診察をしてもらったり、薬を服用したり、冷たいタオルをおでこに当てたり。

緊張も全く同じ。

自分でコントロールできません。

緊張しないで下さい、と言われても

緊張しなくていいんだ、と自分に言い聞かせても

する時はします(笑)。

人から見られていたりプレッシャーを感じていたり、未経験のことをする場合

私たちはそれに応えようと頑張り、それが心臓の鼓動の上昇に繋がります。

 

ふと思い返してみると、日常の中で緊張する場面って意外とありますよね。

 

・初対面の人と会う時

・人前で何かを話す時

・苦手な人と会う時

 

他にも

 

・検定や試験を受ける時

・初めての場所に行く時

・1人で行ったことのない飲食店に入る時

 

など。

 

人それぞれ緊張する場面や緊張度合いは異なりますが

特に人前で話す時、実に多くの人が緊張を感じています。

そしてその緊張度合いも割と高い 😯

 

 

緊張を自分でコントロールすることは簡単ではない、と書きました。

ただ全く不可能ではありません。

ゼロにすることはかなり難しいですが、緊張を軽減することは可能です。

それが…【呼吸】です。

 

緊張している時、私たちは呼吸のペースが速く、呼吸の度合いが浅いもの。

対してリラックスしている時は、呼吸のペースはゆっくり、度合いも深い。

ならば、例え緊張していても少しでもリラックスしている状態を

呼び起こす行動をとってみる―それが【呼吸】です。

呼吸は自分でコントロールできますよね?

普段意識しない呼吸に意識を向けてみましょう。

 

吸う―吐く。

吸う―吐く。

 

スピードと深さに集中して何度か繰り返して下さい。

落ち着きを感じられるはずです。

 

 

私も日々の中で緊張する場面があります。

緊張以外にも焦ったり、イライラしたりする場面もあります。

そんな時、「いかんいかん」と自分の呼吸のスピードと度合いに目を向けすぐに

ゆっくりとした深い呼吸を行う―

これだけで解放されたような気になるから不思議☆

 

是非実践してみましょう。

 

 

 

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