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「伝わる」の完全体はあり得ません。

2017.01.06

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「あれ?私、○○と伝えたのにどうして伝わっていないんだろう?」

 

「部下に言ったこと、本当に伝わっているんだろうか?」

 

「伝えたつもりだったのに、アイツの行動は全然変わっていない…」

 

「何で伝わっていなかったんだろう?」

 

 

 

 

 

このようなこと、アナタも過去に経験したことあるはず。

 

私だってもちろんあります。

 

その時、どんな気持ちになりましたか?

 

 

イライラしたり、悲しくなったり、自己嫌悪に陥ったりしませんでしたか?

 

そして、出来ればこのような状況、このような気持ちは避けたいものですよね?

 

 

 

 

「受け取る」と「受け容れる」の違い

 

 

そもそも「伝わらない」「伝わっていない」とはどのような状態でしょうか。

 

これに大きく関係しているのが、

 

「受け取る」と「受け容れる」の違い。

 

受け取ることは、「へぇ~、そうなんですね」「なるほど~」と、相手の話を文字通り受け取ること。

 

投げられたボールをグローブでキャッチする、それだけのことです。

 

受け容れることは、「それ、やってみましょう」「実践します」と、キャッチしたボールを使って次の行動に移すことです。

 

世の中には色んな価値観や考えの人がいます。

 

自分と合わないなぁ~と思えば、「受け容れる」ことはしなくてOK。

 

遠慮なくお断りして下さい。

 

そうでなければストレスが溜まりまくってしまいますからね。

 

ただ、「受け取る」ことはしてもらいたいもの。

 

なぜなら私たち人間には認めてもらいたい、理解して欲しい、承認欲求があるから。

 

相手が言ってきたことに対して、

 

「そうなんですね」「そう考えてるんだね」「なるほど~」と、まずは一旦受け止める。

 

その後にアナタの考えや意見を言えばOK。反論するのもOK。

 

あ、もちろん言い方や表現方法には気を付けるべきですが。

 

ところがほとんどの人が自分と違う意見や考えを言ってきた人に対して、

 

「いや、でもね」「だってそれは」「だから~」のような否定的な第一声を発することから始めてしまうんです。

 

そのひと言を、「そうなんですね」「へぇ~」「なるほど」に置き換えてみては?

 

人は自分の話を否定されたら嫌なくせに、相手の話は意外とアッサリ否定するんです。

 

いや、否定したり反論するのは悪いことでも何でもありません。

 

まずは受け取めてから否定、反論すること。

 

人は自分のことを受け取めてくれる人が好きなので。

 

 

 

 

「伝わる」を掘り下げてみる

 

人って不思議なもので、自分が言ったことやお願いを聞いてくれた人=受け容れた人に対して、「私が言ったことが伝わった!」と思っています。

 

アナタもこんな経験ありませんか?

 

親から、奥さんから、ご主人から、「○○をやっておいて」と言われる。

 

心の中では「面倒くさいなぁ」と思いつつもしぶしぶやる。

 

頼んだ親や奥さんやご主人は、「自分が言ったことが伝わった。だからやってくれたんだ。」と思うでしょう。

 

でもアナタは「やれと言われたからやっただけ」と何だかちょっと不機嫌。

 

 

 

あるあるですね。私も経験ありです(笑)。

 

 

想いや言いたいことが100%伝わることってまずあり得ません。

 

例えば、

 

「昨日は楽しかった~」

 

と言っても、

 

何が楽しかったのか?何をしたのか?誰といたのか?何時から何時まで?どこにいたのか?…

 

細か~いところまで伝わることって永遠になく、そこには情報の削除や歪曲が発生します。

 

まずはこれを認識しましょう。

 

その上で「伝わり度」をできるだけ高くするにはどうすればいいのか?を考えて相手に伝えること。

 

受け取ってもらうのであれば情報の羅列でも良いでしょう。

 

受け容れてもらうのであれば、工夫や変化が必要です。

 

相手の性格や考え方や背景、もっと言えば生まれ育った環境なども関係していますからね。

 

これらを無視して自分が言いたいように話しても、そりゃあ相手も受け容れてくれませんよ。

 

 

 

 

伝える→伝わる→受け容れてもらう

 

相手に納得してもらうには?相手を説得するには?

 

このステップを踏むことが重要。

 

ところがほとんどの方が「どう説得すればいいか?」にばかり意識がいってしまい、その前段階の

 

「伝える」「伝わる」の基礎をないがしろにしてしまっています。

 

まずは見た目、表情、雰囲気作り。

 

声の大きさ、トーン、話すスピード。

 

実はシーンごとに、相手ごとに鉄則があるんです。

 

笑顔で話せば良いというものでもなく、ハキハキと話せば良いというものでもなく、相手を「見る」「読む」チカラがそこには必要なんです。

 

そのコツさえ掴めば人と話すこと、人前で話すことがビックリするくらい楽しく面白くなってきますよ。

 

2月1日の夜にお話します。

 

下記詳細です☆

 

 

 

2017年2月1日(水) 「元リポーターから学ぶ、説得力のある話し方セミナー」

 

18:45~21:00

 

SOHO LINK 長堀 4階・会議室(大阪市中央区南船場1-11-9 長堀安田ビル4階)

 

お1人さま:5,000円 *2月1日の14時までのお振込みは4,000円

 

https://goo.gl/uez7Nd

 

是非お越し下さいね。

 

 

それ以外にも、随時こちら受け付けております。

 

 

 

☆トークラブ☆

 

4名様~10名様で、一律:50,000円(税込)。1回:120分。

 

弊社にお越し頂くかお伺い致します。

 

 

 

☆パーソナルトレーニング☆

 

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無料メルマガにご登録して頂くと、パーソナルトレーニング割引アリ。

 

よろしくお願い致します 😆