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「伝える」ということ

2016.09.05

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伝えること―「伝え方」「話し方」を指導させて頂くのが私の仕事です。

 

スピーチ、プレゼンテーションを始め、どうすれば相手に自分のことを「理解して」もらえるか―。

 

それは1対1でも、1対多でも変わりません。

 

それには大きく分けて、

 

 

 

・言語コミュニケーション

 

・非言語的コミュニケーション

 

 

 

 

の2つがあります。

 

 

この2つを一致させること、これが「伝える」ことの基本です。

 

 

言葉では

 

「ありがとうございます。」

 

と言っていても

 

表情が

 

ちっとも笑顔でなかったり、険しかったり、無表情だったり…。

 

これだと伝わりにくいんです。

 

 

 

 

笑うのが苦手なんです、

 

感情を出すのが苦手なんです、

 

と言い続けていても時間は経っていくばかり。

 

笑顔だけではありません。

 

 

声が小さい

 

抑揚がなく単調

 

ボキャブラリーが少ない

 

「え~」「あの~」が多い

 

 

 

も同じですね。

 

 

これらの悩みや課題はトレーニング次第でいくらでも改善できます。

 

 

 

ある人はスピーチに向けて1ヶ月の間、毎日毎日その原稿を読んで過ごしました。

 

ある人は大事なプレゼンに向けて3ヶ月の間、毎日プレゼンの様子を録音しました。

 

 

 

声がこもる、声が小さい、というお悩みをお持ちの方は

 

 

喉を解放して、

 

空気の出し入れを調整して、

 

口を今より1,5倍開けて、

 

母音を明瞭に発音して、

 

 

それを毎日毎日続けるんです。

 

 

ボキャブラリーが少ないと感じている人は、

 

 

1つのワードから派生する言葉を書き出し、

 

類似語を書き出し、

 

それを言葉にする、

 

というトレーニングをやるんです。

 

 

繰り返し繰り返し、回数を重ねること。

 

これ以外に方法はありません。

 

 

1,2時間で劇的に変わる人なんていないですから。

 

 

「伝える」ということは体力も労力も要ること。

 

でも、それが達成された時の感動と快感は味わった人しか分かりません。

 

 

だから、私は熱くうるさくそれを伝える―ただそれだけです。